おみくじ結び所に、おみくじを結ぶ。
書いてあった良い結果が実を結ぶように。
はたまた、良くなかった結果故に神様に見守ってもらえるように。
みんなそれぞれ、願いを込めて、丁寧に結ぶ。
私は器用な方ではないから、ちょっと歪んだり曲がったり……
綺麗に結ぶことは苦手だけど、それでも自分なりに願いを込めて結んだつもりである。
どうか、これから先の未来で、良いことが起きますように。
その、少々不格好な紙のリボンに手を合わせる。
未来の自分が笑ってられるといい。
何の迷いも、疑いもなく。
「あそんで!」と私の手を握ってくる姪の小さな手。
ふくふくとした手のひらを握り返して、無邪気に遊んでくれるこの時間が贈りものみたいな物じゃないか。
そう、思っている。
毎日、なんだかんだ、充実して生きている、とは思う。
けれど、理由は分からないけれど、心のどっかに不安とか焦燥感が胡座かいてどっしり座っている。
そんな所に居座らないで欲しい。
私が死ぬまで、そこに座っている気か。
何が不安なのか、何に焦ってるのか、理由も分からないさら手に負えない。
いつか、対処の方法が分かるだろうか。
そんな事を考えながら、生きている。
雪の夜が1番静かだよなぁと思う。
布団に入って、灯りを消して、天井を見る。
自分の呼吸する音と、心臓の音を聞く。
いつもよりも、少しだけ大きく感じる。
そんな日に限って、目も頭も冴えて眠れなかったりする。
カーテンの向こうは、夜なのに雪のせいで明るい。
雪明かりって綺麗な言葉だよね。
布団の中で、寒さに手足を擦りながら、なんとなく取り留めもないことぼんやり考えながら、眠りに落ちるのを待つのだ。
昔、幼なじみと灯台の中を歩いている夢を見た。
灯台の中は水で満ちていて、でも不思議なことに呼吸は出来るらしく、溺れることなく上に向かって歩いてる。
灯台の中には、何やらアンティークな雑貨を扱うお店だとか、不思議なランプのお店とかがあって、ちょっとメルヒェンな雰囲気だった。
夢は夢なのではっきりとした終わりなんて覚えてないけど、不思議な空間を子供の頃の私達が歩いているっていうのがなんだかちょっとファンタジーというかノスタルジーというか。
まあ、その幼なじみとは今も付き合いがあって元気に一緒にTRPGとかマダミスとか遊んでたりするんですけど、何かシナリオのネタになるかもしれないから夢の話をしてもいいかもしれない。
あいつは最近何か夢見たかなぁ。今度聞いてみよ。