私は、生きてること自体が物語を作っているようだと思ってるので、今まで誰かと関わってきたことすべてが、もう物語なのだろうな、と思う。
私と、時間を共有した人だけが少しずつ作り上げた、物語だ。
他の誰も知らないかもしれない。
だが、私にはとても大事なものだ。
家族とか、親しかった人とか。
もう会えない人の名前、ずっと呼んでないな。
知らない誰かの、大切な誰かを呼ぶ声を聞くと、そう思うことが増えた。
私は三交代制の早番のある仕事をしていて、朝早い時は午前5時前に家を出ていく。
つい先日のことである。
さあ、仕事行くぞー!と玄関から出たところ、車のフロントガラスがカッチコチに凍っている。
やあ、今年もこの時期が来ましたか…
もうエンジンかけて車をあっためておく時間もないので、昨年買った解氷スプレーをブシューッと吹きかけバタバタと出発。
これからどんどん朝起きるのが辛くなるなー、なんて考えながらエアコンの温度を上げた。
緊張してたり、不安だったり、嫌な気持ちの時ってなんか心という箱の中に霧が出てるような、スッキリしない感じなんだけど、深呼吸をすると、箱に入ってきた新鮮な空気に霧が散ってくような、そんなイメージを浮かべる。
家とかも新しい空気が入ってくると、スッキリするじゃない。心も換気が必要なのかもね。
時を繋ぐ糸…と言うと、なんだろう、歴史の事かな、と私は思う。
歴史とは、誰と誰が戦争をしたとか、こんな事件が起きたとか、こんな条例が出たとか、そういうことじゃなくて、そこに至るまでに色んな人たちの色んな動きがあって、結果として大きな出来事が起きた…その時代を生きた人達の人生の積み重ねなんだって。
そう教えてくれた先生が昔居たのだけど、なら、今を生きてる私達も次の時代へと繋がる糸なのかもしれないね。
上手くまとまらないけど、昔からずっと繋がってて、これからも続いてくと思うと不思議な気持ちである。