〜フィルター〜
これが最後のフィルター
思い出の終わり
思い出には終わりがある
のかもしれない
何事も終わらないことなんてないから
ただ人生で見てみればきっと
きっときっと
思い出は自分の道になっている
歩んで来た道に
道は全部必要だ
それがなかったら
どこかで途切れていたら
今ここに
私は存在しないから
だから大丈夫
きっと無駄なんてないから
怖くて、寂しいのなら
世界を見てみればいい
地球を見てみればいい
きっと山の上に登るだけで
見方が変わって行く
だからどうかどうか
自分の道を信じ続けて
自分を見捨てないで
〜仲間になれなくて〜
人が嫌いだ
そう言ったら社会性がないとか、根暗とか
そういう印象をもつかもしれない
でも意外とそうではないのだ
いつも笑顔を張りつけて
人と楽しそうに話している
そういう人の方が人が嫌いなこともある
人は見かけによらない
それは、人には裏と表があるからだろう
人一倍嫌われたくない人は
いっつも気を使って優しいのかもしれない
人一倍辛い人は
人に笑顔をつくって強く見せているのかもしれない
人間なんて誰も理解不能だ
そう思ったら楽なのかもしれない
よく分からない感情に振り回され
いつ切れるか分からない名前だけの関係に振り回されているなら
いっかい投げ捨ててしまえばいいのだ
そうすれば
きっと仲間とはなにか
知る日が来るだろう
〜雨と君〜
雨の降っている日
そこにたっていた君
どん底に包まれ
希望を失って泣いていた私は
びっくりして顔をあげた
その背中が悲しそうに見えたから
昔から人の痛みには敏感な方だ
人は痛い時私を攻撃することを知っている
痛くないふりをして人にぶつけるのを知っている
だから誰よりも早く察知して
なるべく当たり障りのないことを言って
日々を繋いできて
自分を守るために続けてきたものが
いつか悲しみに変わっていた
いつからかは分からない
自分のことが分からなくなっていたから
君との出会いは私を変えた
正しく言うと私を思い出させてくれた
たった1人世界でたった一人の私を
雨の日に現れた君は
私の世界に虹を架けた
ありがとう
〜secret love〜
私には特別な人がいる
それは誰にも言わない
言ってしまったら
否定されるかもしれない
その人はやめなさいと言われるかもしれない
小さい頃から人の言葉に敏感に生きてきた
その奥に含まれる意味があるなんて知らずに
素直
そんな性格が
私を良くも悪くも
この性格にしていったのだろう
毎回傷つき
毎回引きづり
毎回否定の繰り返し
そんな日々が続いて行った
私の特別な人は教えてくれた
人間はそんな素直じゃないと
人間は案外あなたの事が大切だと
私はあなたが大切だと
そんな直接的に言われたのは初めてだ
その時この人は私のことをよくわかっていると思った
この人は私を理解していると
だから決めたのだ
清く、正しく
自分が生きたいように自分らしく生きるって
〜素足のままで〜
私の足は重たい
たくさんの衣に纏われている
自分を隠したくて
誰かに否定されたくなくて
生きてていいと思いたくて
いつのまにかそれは
自分というのを失ってしまう
皮になっていたのかな
そうすることでしか
生きてこれなかったから
それが悪いとは思わない
ただ本当の自分を見てみたいと思ってしまったのだ
恐怖より好奇心が勝ち
ただ自分のことが好きな
純粋で無垢
そんな世界線に憧れてしまったのだ
だから私は生きていくよ
私に出会うために
きっと辿り着くから