〜心の灯火〜
いつ消えるか分からない
小さな光がゆらゆらと揺れている
私の灯火はいつからこうなっていたのだろう
昔は活発で好奇心旺盛で
学校で生活していくうちに、
現実の厳しさを知っていった
それは全て私の思い込みだったのかもしれない
でも確実に私を締め付けていった
そんなことに気づいた今
もがきながらもなんとか光をともし続けてる
いつか揺れることのない大きな光になると信じて
もし私が私で生きていいなら
私は心に光をともし続けたい
〜香水〜
その香水は思い出させる
過去の人となったあの人を
あの人はいい人だった
いつでも優しくて、愛してるって言ってくれて
でもちょっとでもそうじゃなくなった時
私はとっても不安になった
そんなことないってわかってるけど
だから別れを切り出した
離れたくない愛してるって言って欲しかっただけかもしれない
その人は私の願いとは裏腹に分かったと言った
きっとその人なりの愛だろう
私は気づくことが出来なかったどれだけ愛してくれていたか
私は気づくことが出来なかった本物の愛を
ごめんねきっとそう言ってもあなたは悪くないよって言うだろう
ごめんね素直になれなくて
〜言葉はいらないただ〜
そんな目で見ないで
それが心の叫びかもしれない
どれだけその目が私を傷つけてきたのだろう
その目に映る私がいつも完璧であるように
いつも笑顔であるように
どれだけ自分を隠してきたのだろう
そっと抱きしめてほしかった
全てが受け入れられる気がするから
全てを肯定されてる気がするから
〜突然の君の訪問。〜
ガチャっと音がした
私は何が起きたから一瞬理解できなかったからだ
私は今悲しみに暮れている
1人で沢山の苦しみを背負っている
助けてくれる人なんていなくて、頼るのにすら疲れて
消えることの無い悲しみを少しでも軽くしたくて
うずくまって泣いている
そんなとこにきた君
光が差したようだった
入ってこないでそう叫んだ私の声は届かなかったのか
あなたは一目散にかけつけ私を強く優しく抱きしめた
もう1人で泣かないでひとりじゃないよって
さらに涙が出た
誰にも理解してもらえない悲しさとそんな中でも味方でいてくれたあなた
この人となら生きていけるこの人となら一緒に居たいそう思った
あなたは私の世界を変えた
きっとそれは紛れもなく真っ直ぐな愛によって
ありがとうあの時助けに来てくれて
ありがとうひとりじゃないよって言ってくれて
ありがとう味方でいてくれて
〜澄んだ目〜
真っ直ぐに見つめるその目に
私の心は動かされた
全て見透かされたのかもしれない
こんなに綺麗な目に見つめられたら
全て隠せなくなってしまう
たくさんの嘘
たくさんの隠し事
たくさんの愛想笑い
全て解き放った時
私もこんな澄んだ目になるのかな
ひとつずつでいい
だからひとつずつ素直になっていきたい