〜1件のLINE〜
通知が来た
「ちょっと話がある」
胸がざわめいた
しかも彼氏からだ
「嫌いになったとかじゃないんだけど」
「その色々あって」
と言い訳が始まった
私の感はきっとあたってしまっている
「別れよ」
その言葉が送られてきた瞬間
私の目からは涙が出てきた
なんで泣いてんだろ
こんないい訳ばっかりしてるやつなのに
いや違う
そうじゃない
好きだったんだよ
こんな奴でも
好きだったんだよ
どうしようもないぐらい
あなたの辛さは私も2倍ぐらい辛く感じるし
あなたの喜びはあなた以上に嬉しかったんだよ
なのになのに
こんな別れは一瞬なんだね
きっと私との事も無いことになっていってしまう
でもいいや
好きだったことに変わりは無いし
好きだったことを後悔してはいない
少なからず教えてもらったことはあったし
私に元気もくれた
もうきっと今の関係に戻ることは無いけど
それでもそれはそれでいいじゃないか
ありがとよ!彼氏
幸せになれよ!
そして私よりいい人をみつけろよ!
私も幸せになってやる!
赤い糸の繋がった王子様見つけてみせるよ!
〜目が覚めると〜
そこは天国だった
みんなが笑顔で暮らしてる
争いもなく
泣いてる人もいない
平和な毎日だ
少し経つとだんだん飽きてきた
人間界でいう休みたいと思うけど、いざ休みが何日か続くと飽きてきて仕事も悪くないと思うやつだ
だって、なんのトラブルも起きないから
ただのんきに暮らしてればいいし
明日も当たり前のように来るから
頑張る必要も無い
そう
生きる意味を感じなくなる
成長することもない
ろくな時間を過ごせない
だから苦しいし辛いこともある
でもそれは幸せや成長への道で
希望がある
だから、この世界を生き抜こう
きっと、大きなものが手に入るから
〜私の当たり前〜
自分より人の笑顔が優先で
自分の利益より人の利益が優先で
そうなるように自分を隠して
そうなるように自分を責めて
人に認められない自分なんかに価値はない
それは違うって気づいた時にはもう
ほんとの自分が分からなくなってて
ありのままの自分を見失っていた
自分の心が戻ってくるように
そう願ってる
〜七夕〜
一年に一回織姫と彦星が会える日
天の川が現れる
それはとってもきれい
人々は短冊に願い事を書く
書くと叶う気がして
確かにうさんくさいというひともいるだろう
だけど、大半の人は願っているのだ
純粋な子供も
荒波に飲まれた大人も
ちょっと神秘的でほんとうに願いが叶う気がして
だから、大変な日々を生きている人々の
ささやかでおおきい
夢が叶う日になりますように
〜友達の思い出〜
あんなに尽くしてたはずなのに
離れる時は一瞬で
何事も無かったようになる
そんなもんなんだな
だから、結局自分を大切にするべきなんだ
自分を一番にかんがえるべきなんだ