11/17/2022, 10:52:16 AM
『冬になったら』
春に出会い
夏に近づき
秋にすれ違い
冬に別れる
……なんて、適当なイメージを持ってはいるが。
そもそも出会いのない私には、季節なんて関係ないか。
…………あー、寒ぃな。
11/16/2022, 5:30:58 PM
『はなればなれ』
もともといっしょだったのに
はなればなれになっちゃった
とってもかなしいなぁ
でももうだいじょうぶです
はじめからはなれていたら
これからさきは
はなればなれになることはないから
かなしさなんてかんじません
……だよなぁ?……そうだよなぁ??
…………あってるよなぁ???
11/15/2022, 11:07:04 AM
『子猫』
お前さんと出会ったのはいつ頃だったか?
「…………」
老猫は応えない
お前さんがまだ子猫の頃だったか?
「…………」
老猫は応えず
そっぽを向いた
お互い歳をとったなぁ。
「…………」
老猫は応えず
そっぽを向いて
欠伸をひとつ
……そろそろ飯の時間か。
「…………!」
老猫が此方を向いた
……お前さんは子猫の頃から現金なヤツだ。
「…………」
老猫は応えず
そっぽを向いて
欠伸をひとつ
猫に現金、なんてな……ふふふっ。
「……にゃーお」
老猫が呆れたように鳴いた
11/14/2022, 2:58:53 PM
『秋風』
太鼓を叩く
叩く、叩く、叩く
ドンドコ、ドンドコ、ドンドンドン
爆ぜた花火に喜怒哀楽を
楽しい、嬉しい、悲しい、苦しい
踊って踊って宵もたけなわ
祭囃子の前奏は、時が経つほどセピア色
強く響いた感情も
鮮やかに爆ぜた感情も
派手に舞った感情も
全てが色落ち枯れていく
秋風によって、情動は忘却へと飛ばされ
秋風によって、記憶だけが足元に積もる
……ほら、また一つ
11/5/2022, 11:06:21 AM
『一筋の光』
一筋の光を見つけた誰か
光はその影に遮られ
世界は再び闇に包まれた