ぺぽ

Open App
9/26/2025, 6:48:38 PM

「コーヒーが冷めないうちに」
何をするにもどうも配分が下手で、〇〇しながらという事がてんで出来ない。
飲むなら飲む、スマホを見るなら見る、本を読むなら読む、それぞれに集中してしまうのだ。
それはカフェでも自宅でも変わらない。
なんなら、カフェでは外にいるという意識を持ち、ちゃんとしなければと思う分傍から見たらもっとぎこちない動きをしている気がする。
いつも気がついたらぬるいを通り越して冷めたコーヒーが手元にある。
いつか優雅に本を読みながら、コーヒーを冷めないうちに飲み切りたい。

9/23/2025, 3:25:45 PM

「僕と一緒に」
ここから逃げ出そう、そんな救いの手が自分をどこかへ連れ出してくれたらといつも夢見ていた。

しかし、現実はそう甘くない。
苦しい時は一生続くように感じるものだ。
長い人生で見れば一瞬の出来事でもその最中は永遠のように思えてしまう。
そんな苦しい瞬間を何度も何度も、何とか生き抜いて今がある。

漠然と救いの手を夢見ていた頃から随分と時は経ち、私は大人になった。
どこかへ連れ出してくれる誰かはいなかったけれど、事あるごとに心を支えてくれる誰かはいつも存在していた。
直接的な時もあれば、偶像的な場合も。
今は"僕(たち)と一緒にこれからも"、と何回も発信してくれる存在がいる。
あの日夢見ていた救いの手とは形が違うが、今の私を救う手であることは間違いない。

9/22/2025, 4:45:57 PM

曇りの日。
何だかパッとしない天気に嫌だと言う人が多いが、私は好きだ。
というか、どんな天気でも大概は好きなのでストライクゾーンがかなり広いのかもしれない。

小学生の頃授業中に窓から真っ白な曇り空を見ると、画用紙みたいだなと思っていた。
窓の枠でちょうど長方形に区切られて、より画用紙みが増していた。
こんなに広くて大きな紙に思う存分絵を描けたらどんなに楽しいだろうと考えていた記憶がある。

久しぶりに思うがままに絵を描いてみようかな。
画用紙に色を乗せている間に、自分の筆と連動するかのように空が色付き始めるかもしれない。
真っ白な曇り空から光が差し青い空が見えてくるか、はたまた雨粒が落ちてくるか。
今日の正解を確かめに行こう。