名無し

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4/14/2026, 2:05:14 PM

神様へ


『神』だなんて言葉は、所詮後付けのものに過ぎない。
そんな考えを抱いたまま『貴方』に祈る僕は、誰よりも、ずっとずっと、哀れなのかもしれませんね。

一生。愛してる。永遠に。自分だけの神様だ。
本来は大切にされるべき筈の言葉が、飽和する世の中になってしまって。信じる気持ちも、慕う気持ちも、相手に届かなくなってしまった。


どうしたら、貴方が唯一だと、知ってもらえるだろうか。
どうしたら、無二の感情だと、判ってもらえるだろうか。


もう二度と、同じ頼り方はしないと、貴方自身に誓ったのに。それに縋ることしか、私は、僕は、知らなくて。

貴方を神様だと認める私を、どうか赦してください。
ここに、この時この場所で、懺悔します…
どうか、どうかどうか、赦してください

4/13/2026, 2:05:12 PM

快晴


雲一つない晴天。
こんな日は、あの時の入学式を思い出す。

少し日に焼けた草花の匂い。周りを囲うフェンスの錆びた匂い。母親の、少しめかしこんだ匂い。
色んな香りに包まれた、あの日の思い出。

いつかまた、あの場所に行ってみようか。

遠い昔の感覚を、また呼び戻したくて、きっと。
蓋をした思い出に、もう一度触れてみる。