些細なことから
心に大きな傷跡を残した事まで
これまでにどれほどの数
後悔をしただろうか
今更どうしようもないと
解っていながら
それでも後悔の念に駆られて
心を傷める…
後悔した出来事は
人生経験の一つだと
前向きに捉えるしかない
後悔も
いつの日にか
時が
懐かしい思い出に変えるだろう
# 後悔
過ぎた日に
あなたが
わたしの心に吹かせた風は
いつでもどんな時でも
子守唄のように
優しく穏やかで
仔猫のお腹みたいに
ふわふわと温かい風でした
その風に身をまかせるとき
いつも
幸せに満たされていました
突然のあなたとの別れで
風も消えてしまったのに
諦めながらも
今でも求めてしまう
あなたが吹かせた風
今日も無風で
淋しいわたしの心です
# 風に身をまかせて
あのひとが逝き
独り取り残されて
空っぽになった心に
二人の想い出を
埋め続けるだけの日々
逢いたい
触れたい
声が聴きたい
叶わぬ事を願う虚しさ
あのひととのsweetな時間は
もう永遠に
失われてしまった
# 失われた時間
いつの間にか
背中の羽は抜け落ちて
空想の世界は狭まり
現実的な日常生活に
追われるうちに
夢を追いかけることも
忘れてしまう
世間に多少の違和感を感じても
大抵の事には妥協して
目立たぬように自衛する
そんな大人になってしまっても
瑞々しく柔らかな子供心を
少しでも保存して
感動する心
感動できる心は
いつまでも失わずにいよう
# 子供のままで
君の名を
心の中で
どれほど叫ぼうと
声には出せず
届く事なし
片恋の秘めたる想いは
# 愛を叫ぶ。