12/2/2023, 8:31:53 PM
光でも
闇でも
其処に
君がいるのなら
躊躇うことなく
逢いに行く
# 光と闇の狭間で (338)
12/1/2023, 10:13:24 PM
北風が吹き渡る朝
寒がりな君は
どうしているだろかと
空を見上げる
ふたりの間には
果てしない距離があるけれど
離れていても
逢えなくなっても
想いは
何時でも
君のもとへと向かう
ねえ
心が温かくなってきたけれど
もしかしたら君は
この北風に姿を変えて
わたしのところに
来てくれたの?
# 距離 (337)
12/1/2023, 12:12:20 AM
あなたを想う度に
今日も恋しさで
涙が零れます
わたしが
泣き虫なのは
あなたが
一度も
泣かないで と
言わなかったからだと
あなたの
その優しさや温かさが
わたしをこんなに
泣き虫にしたのだと
あなたのせいにしては
いけませんか
# 泣かないで ( 336)
11/29/2023, 8:38:46 PM
春には春の
夏には夏の
秋には秋の
そして
冬には冬の想い出を
沢山
遺してくれた君
君との想い出を辿りながら
哀しさや淋しさに
涙を零す回数は
確かに減ってきたけれど
君を想う心には
何の変わりもなく
季節だけが
移ろってゆき
君がいない冬が
また
始まる
# 冬のはじまり (335)
11/28/2023, 10:41:37 PM
今となれば
記憶の中だけの
恋だけれど
あのひとへの想いは
今でも胸の奥で
ふつふつとたぎっている
この想いが
時に流され
磨かれて
いつの日にか
懐かしさだけになれるまで
このままで
# 終わらせないで (334)