夕づつ

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6/30/2023, 12:04:19 PM




  あなたは ひとりで
  先に 
  逝ってしまったけれど

  わたしに
  あなたへの想いがある限り

  あなたと結んだ 赤い糸は
  切れたりはしないから

  わたしが逝くまで
  
  どうぞ其処で 
  待っていて




           # 赤い糸 (195)

6/29/2023, 11:26:40 AM

  

  こころが
  動かなくなって
  もうどれくらいになるだろう
 
  感動や感激
  ときめきなどを
  どこに置き忘れたのだろう


  体調不良で
  微熱が
  倦怠感と無気力を誘う

  
  こんなにも
  不甲斐ないわたしに

  あなたは
  きっと 空の上で
  苦笑いをしてるよね…


             ✩ 弱音 (194)


      ✢ ✢ ✢ 



    ぐんぐんと
    大きく
    力強く
    逞しくなる入道雲に

    今日の気持ちは

    疎ましさと
    少しの羨望
    

             #入道雲 (193)

6/28/2023, 11:03:05 AM



  泣くことも
  声をたてて笑うことも
  怒ることも
  苛立つこともなく

  なにもかもが
  どうでもいい


  動かない
  動けない

  動こうとしない
  動きたくない


  不変の安心と
  不変の不安との
  絶妙なバランスを
  保ちながら

  生きていて
  死んでいる




  今年も
  やっぱり

  夏は

  きらい




             # 夏 (192)

6/27/2023, 11:06:10 AM

   
 
 
  ここではないどこかに行けるならば

  あなたの傍がいい

  天国だろうと地獄だろうと

  またあなたに会えるなら




     # ここではないどこか (191)


 
    ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ 



 
  二人並んで腰掛けて
  同じ時間 同じ景色を眺めても
  背中合わせの 心と心

  さびしさだけが とりまいて
  話す言葉も とぎれがち


  口先だけの話です
  明日になれば
  忘れてしまう会話です

  作り笑いの虚ろさに
  うろたえながらも
  それでもやっぱり 笑い合い…


  心の中に しみこんで 
  しみこんでゆくのは
  そらぞらしさの むなしさばかり


  さびしいなんて そんなこと
  はじめから
  分かっていたことでした




     # 君と最後に会った日 (190)

6/26/2023, 10:50:59 AM

  

     待てど暮せど
     来ぬ人を

     宵待草の
     やるせなさ

     今宵は月も
     出ぬそうな


          詩 竹久夢二



  繊細な花…

  胸に浮かんだのは
  この花
  この詩でした


  月の雫で染めたような
  黄色の花は
  一夜限りの儚い命

  夕暮れを待って
  密やかに
  花開きます


  心惹かれる宵待草
  季節到来です

  


          # 繊細な花 (189)

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