私は放課後にある部活が好きだ。
後輩みんな面白いし優しいし、誰が来なくても責めないし、
優しい雰囲気のこの部活が好き。
でももうあと少しで、3年生は引退しないといけない。
周りの運動部より終わるのは遅いので一緒にいれる時間は
他の部活より長かった。
運動部やめて良かったかも。こんなにいい仲間と出会えて、
楽しい放課後ライフ送れて、最高の青春だった。
あと少しの放課後青春ライフ、精一杯楽しんで終わってやる。
「放課後」
いつの間にか会わなくなってた。別に疑いはしなかった。
自分のペースで来てくれればいいって思ってた。
ある日体育館に全生徒集まられて開かれた集会、
告げられたのは、
「__は他界しました。」
会えなくなった。永遠に。
心の準備もできていなかった。なんでどうして、頭の中には靄がかかって、視界はぼやけていた。
「黙祷」
静かな体育館の中、理解出来ずに涙を流す。
いつの日かふざけて笑いあっていたあなたとはもう会えない。
「過ぎた日を想う」
死んだら星になるって言うじゃんか。
あれが本当なら、星座って長いことあるわけだから、
遠い昔の人達のことも知ってるんだろうなって。
もしあなたが星になっているとするのなら、あなたが知ることの出来なかった世界も、知ることが出来るのかな。
一緒に出来なかったことだって、あなたが空から見ていてくれるなら、私はそれだけで救いになるよ。
これは私のわがままだけど、せめて私が生きているあいだは、星座のように、変わらずに私を見守っていて欲しいな。
「星座」
初めて中学校に足を踏み入れた日。
初めて会う友達に勇気をだして話しかけてみた日。
他愛もない話をしながら家に帰った日。
行事をクラス全員で全力でやり抜いた日。
野活で一生懸命カッターを漕いだ日。
クラス替えでみんな寂しがっていた日。
修学旅行の夜みんなで恋バナしたり枕投げした日。
進路希望の高校を聞きあった日。
だけどそれもあと少しで全部終わってしまう。
残りあと6ヶ月もないくらい。
別れ際、きっと私は泣いてしまうけど、
それでも最後は笑顔で終われるように残りあと少しの中学生活
悔いの残らないように、最後の半年間をすごしていく。
「別れ際」
カチカチと音を立てながら進む時計。
永遠に同じ時を刻んでるとか思っちゃうけど、
時計を見てる間にも自分は大人になっていく。
これからどんな人生を歩むかは分かんないけど、とりあえず
今は「現在」を精一杯大事に生きたい。
「大事にしたい」