本気の恋
運命の一人目の特徴って知ってる?
情熱的に恋に落ちて
嫉妬や独占欲が強くなって
最後は結ばれないみたい
だからこそ、愛を失ってしまう事がどういうことかを教えてくれるみたい
やっぱりあんたが一人目なんだよ
他の人に目を向けても
いつもなら平気で忘れられるのに
一時も忘れられない
あんたに彼女ができたって聞いて
心に穴が空いたみたい
痛くないけど、涙も出ないけど
ただただ喪失感が押し寄せてくる感覚
でも安心もした
他校の人を彼女にしたみたいだから
同じ学校の人だったら悔しすぎて、泣いちゃうとこだったよw
いいなぁ
簡単に私との思い出を消せて
ずるいなぁ
私はまだこんなに鮮明に覚えてるのに
いつの間にか本気の恋になってたのに
世界に一つだけ
世界に一つだけの思い出
美しくも醜く軽やかで楽しく
嫌な事も全て忘れる事のできる
友情としても恋愛としても
他の人が羨むような理想の関係を築く事ができ
お互いを大切にしていたあの頃の思い出
ずっと貴方だけを見ていたかった
つまらないことでも
私はつまらない事が嫌い
つまらないダラダラした話
つまらない人たちとの生活
つまらない連絡
つまらない食事
でも貴方がいる生活は違う
つまらないダラダラした話でも
愛おしくていつまでも聞いていたい
つまらない生活もなんだか
時間がゆっくり流れてて、周りが鮮明に見える
つまらない連絡だって
貴方が丁寧に誠実に返してくれるから、私も張り切って返しちゃう
つまらない食事も貴方となら
いつまででも話しちゃうし、むしろ食べる事を忘れちゃうくらい
つまらないことでも
相手が違うだけでこんなにも日常は映画のワンシーンのようになる
素敵な日常をありがとう
目が覚めるまでに
あの人の家にいて
あの人と笑い合ってて
すぐ隣にいて
2人で眠りにつこうとしてて
すぐに分かった
これは夢の中だって
夢の中なら
目が覚めるまでに
私を抱き寄せて
愛してるって、離さないって言って
優しい貴方の笑顔を見せて
これまでずっと
これまでずっと追われる恋にしか目を向けなかった
だから自分で追う恋なんてしなかったか、諦めてた
でも、彼と出会って
彼の隣を歩きたくて、彼に好きと言いたくて、言ってほしくて、彼に触れたくて
彼がほしくてたまらない
結ばれなくても、少しでも彼に近づきたくて
追いかけてる
心がめげそうになるときもあるし、面倒くさくなるときもある
彼に追いかけられる事なんてなくて、とにかく親しくなれるように必死で
それでも、少しでも彼の心のなかに残りたくて
年の差もあって、客観視したら確かにちょっと危ないから、改めて年の差って難しいなと思った
しかも、彼は真面目そうだから、私の事を恋愛対象に見てくれるかも分かんない
それでも頑張る
なぜか彼から離れようとか、諦めようとか思えない何かがあるから