あの日の温もり
今日は卒業式
あの人と会いたくないから行ってないけど
あの人との色んな想い出が蘇る
まあもうそんなのどうでもいいけど
とにかく!卒業おめでとう!
これからの貴方の成功を祈ってます
夜空を駆ける
夢なのかもしれない
なぜ私は夜空に浮いて、立っているんだろう
下を見ると、星のような光が点々と見える
きっと家やビルの建物の光だろう
もし空に浮いたらしたいことがあったんだ
深呼吸をして、
つま先立ちをし、
軽やかにステップをとって、踊る
まるで風になったみたい
星々に見守られながら目を輝かせる子どものようにずっと踊る
楽しい!!
心からそう思えたのはいつぶりだろう
夢でもなんでもいい、ここにずっといさせて
その瞬間、視界が急に下がって気がつけば自分のベッドの上だった
君の声がする
まだまだ寒い冬というのに
最近夏のような春のような風の匂いがする
その時、あの初夏の想い出が蘇る
戻りたいとも思い、苦いとも感じるあの季節
なぜこんなにも、複雑な心境になるかというと
その風に乗って君の声がするような、
君の笑い声、君のあの口癖
君との幸せだった日々が簡単に思い出せる
それが嫌なんだ
それが私を苦しくさせる
ここまで君を想い出として心にしまうのに時間が
すごくかかった
なのにこんな風の匂いだけで、いとも簡単に君との日々が、やりとりが鮮明に浮かぶ
未練はないけど、
関わりを持ちたいとも思わないけど、
あの時の君ともう一度話したいとは思う
そっと伝えたい
甥っ子として生まれた貴方へ
そっと伝えたい
貴方はみんなから愛されてるからと
貴方はみんなの希望の雫だと
貴方はみんなから守られていると
貴方が泣きやまない時は少し困っちゃう
でも
泣き声、泣き顔とっても可愛くて愛おい
貴方が笑ってくれた時
私達の心は優しさで満たされる
そっと伝えるよ
いつもありがとう 愛してる
静かな夜明け
夢から目覚め
窓の外を見る
スマホに目をやり時間を見る
まだ寝れたけど、目が覚めてしまった
家族を起こさないよう、そっと外に出る
寒いけれど、空気が澄んでいて気持ちがいい
運動がてら散歩する
空を見上げるとまだ少し夜の跡が残っている
シンと静まり返っている街
まるで世界に私だけのような感覚
ちょっと嬉しい
家に戻ってまたベッドに入る
朝日が昇るまでまた少しの間眠りにつく