お題「そっと伝えたい」
私にはある友達に伝えたい事がある。
1人の友達がどうも最近辛そうに見えて仕方ない。
他の人と話していても上の空。
いつもため息ばかりで、どこか泣き出しそうにも見える。
この間出かけれている途中私は一息したくて、人があまり来ない場所へと行こうとした。
すると友達が泣いていた。
誰かと遊んでいた途中なのかな。
私は心配で仕方なくて、友達の相談にのりたくて横に座ろうとした。
けれど友達は何処かに行ってしまった。
きっともっと人が居ない場所に行こうとしたのか、それとも遊んでいた人の所へ戻ったのか。
私には分からない。
泣いてたなんて明らかにおかしい。
本当に辛い事がおきたんだ。
私は友達にこうそっと伝えたい。
ねえ、辛い事があるなら言って?
私が悪いのなら教えて欲しい。
貴方がそんなに辛い顔を見るのが辛い。
いつでも相談に乗るよ。
もしかしたら力に慣れる事が出来るかもしれない。
力に慣れる為に頑張るから。
何があったの?
きっと私に言いたくない事なんだね。
それなら……私無理やり相談に乗ってなんて言わない。
ゆっくり貴方が元気になる事を願ってるから。
私が貴方が元気に慣れる様に頑張るね。
おこがましいかな?
もしかしたらそれが、迷惑なのかな。
ごめんね。
けれど貴方がそんなに辛い姿を見るのが私は嫌なの。
今日オイルが無くなったから、オイルを買いに行く。
すると着信音が鳴る。
誰なのかを見ると、最近元気が無い友達からだった。
私は久しぶりに電話にかけてくれた、友達の電話を出る。
「もしもし。ごめんね。突然だけど、相談したい事があるの」
お題「未来の記憶」
私もいつもの様に学校に行く。
けれど今日は不思議な事が起きた。
脳裏にある光景が見えた。
それは私がこの後酔っ払いの人が乗っている車にひかれる光景だ。
どうもこの光景が気になって仕方ない。
私は注意しながら歩く事にした。
すると猛スピードの車が私の前を横切った。
心臓が飛び跳ねるかと思った。
注意して歩いて良かった。
けれど……どうしてこの光景が見えたのだろう。
お題「ココロ」
今日も好きな人が居る学校に通う。
けれど私の好きな人は、友達だった。
今日も笑顔で楽しそうにして話してくれる好きな人。
私も笑顔でその人が好きな人だとバレない様に話す。
友達のままでいたい。
けれど好きな人だから私以外の人と話していると嫉妬しゃうし、好きな人だから少しでも近くに居たらドキドキするし。好きだという言葉が口からもれてしまいしまいそうになる。
恋人になって欲しい。
矛盾している私の想い。
今日も私の好きな人は最低だ。
私が先生に運んでとお願いされた重い箱を持っていると、私に笑って冗談まじりでこう言う。
「レディーファーストだよ」
何それ。
ドキドキするじゃん。
嬉しいくなるじゃん。
最低。
私を振り回して……酷い。
けれど今日また好きな想いが増す。
その後私は無理やり笑って重い箱を渡す。
「何それ、ウケる!ありがとう!」
そして私の好きな人は重い箱を持って行ってしまう。
けれど私にだけじゃないその優しさ。
この間も、今日も誰かの女性にそんな事をしているのを見てしまう。
重い箱を運んでくれた後、陰キャの女性にも入る時のタイミングが一緒だからってドアを開けてくれている。
私にだけじゃないんだね。
いつも私は心の中で聞く。
毎日。
届きもしないこの想いを。
貴方は?
貴方は私を恋として、好きな人としてみているの?
どうしてそんなに優しいの?
他の人にも何故優しくするの?
胸が痛いよ。
辛いよ。
そんな眩しい笑顔で私をみないで。
どうして……好きな人が友達の貴方なの?
両想いだったら良のにな。
そして心の中で貴方に告白をする。
勇気なんか私になんか出ないから。
好きです。付き合って下さい。
お題「星に願う」
どうしてこんなに辛いんだろう。
人生は神様が与えてくれた物じゃないの?
それなのにどうしてこんなに辛いの?
今日またお母さんと喧嘩した。
いつも理不尽な事で喧嘩する。
喧嘩をしたらいつも殴られたり、蹴られたり。
私が悪い時もある。
けれどお父さんが私を庇ってしまったら私を殴ったり、お母さんの要望が叶わなかったら私を殴ったり。
意味がわからない。
お母さんがまた私を殴る。
これで何回目だろう。
私の身体は沢山の痣だらけ。
痛いよ。
助けて。
今日も私は流れ星に願うと、願ういが叶うという言葉に騙されて流れ星にこう願う。
どうか……
お題「君の背中」
私は思春期真っ最中の、中学2年生。
今日……私がお弁当を忘れた来てお父さんがお弁当を持って来てくれた。
嬉しかったはずなのに、何故か恥ずかしさが込み上げて来た。
私は怒り口調でお父さんにキツく言ってしまう。
「来んなよ!」
けれどお父さんは何も言わず、優しい笑顔で謝って出て行ってくれた。
私はまた1人でお父さんが、作ってくれたお弁当を食べるしかなかった。
理由はいじめられているからだ。
また涙目になりながら、お弁当をベンチで1人で食べる。
私に気づいた私をいじめてくる、紗理奈が私のお弁当を取って地面に叩きつけた。
そして……何故かお父さんが駆け寄ってくれた。
お父さんが私言った。
「やっぱり……いじめられていたんだな。辛かったら1人じゃない。いつでも言っていいんだぞ?」
そして私は涙が込み上げる。
お父さんありがとう。
あれから私はお父さんの背中を追いかける。