春恋
そういえば春は恋の季節っていうんだっけ。うろ覚えだから合ってるか知らんけど。
恋か。俺には縁遠い言葉だな。生まれてこのかた恋というものをしたことがない。
そもそも他人に興味がないから当然恋にも興味がない。だからネットでよく見るパパ活みたいなことしてる男にまったく共感できない。
それと結婚相談所に通う男の気持ちもだな。まぁ真っ当な社会人ならステータスとして既婚者というカードが必要なのは理解できるか。
でも寂しいとかそういう気持ちで結婚したいという人の気持ちはまるで理解できない。寂しいってなんだよって感じ。
未来図
お先真っ暗な人生に未来図なんてないよ。ただ今日を生きるだけで手一杯だ。
最近はなんか小説も書けないしだめだめだ。
書けない理由としては経済的不安からメンタルが落ち込んでだったり単純にバイトで書く時間がなくなるとかだな。
ただ仕事しながらプロとして小説や漫画を書いてるって人もいるというしバイトで忙しいは言い訳だって自分でも思う。
でも人は人、自分は自分。他人ができることでも俺にはできないんだ。まして能力の高い人と同じことなんてとても無理だ。
それでも書くしかない。少しずつでも前に進まないと。もう俺には小説しかないのだから。
ひとひら
なんか聞いたことのある言葉だけど意味がわからないから調べてみた。調べたら薄くひらひらしたものの単位っぽいな。
ほかにもいろいろあったけどただの名前っぽかったからそれはどうでもよさそう。要するにただの単位みたいだな。
それはそうと最近やたらと眠い。やっぱ夜勤はだめだな。
夜勤前に眠気覚ましとしてコーヒー飲んでるんだけどそれが効かなくなってきたからしかたなく追加で眠気覚ましのガムをかむことにした。
そしたら最近それも効かなくなってきた。明らかにカフェインへの耐性がついてきてる。
しばらくカフェインを断ってみればまた効果が出るとは思うけど、それで効果が出なくなったらまたカフェインを断つの繰り返しになるのがな。
風景
世界にはいろいろ美しい風景がある。でもまったくといっていいほど興味がない。
月見とか花見とか風景というか景色を楽しむイベントがあるけどなにがいいのかさっぱりわからん。
そりゃ美しい風景を見れば美しいとは思う。でも五分も見てれば飽きる。ああいうのは娯楽の乏しかった時代の娯楽だよな。
江戸時代とかだったら花を見て楽しむというのも理解できるけどもはや自分が好きなコンテンツさえ消費しきれないほどあるこの時代で風景を楽しむというのは正直時間の無駄かな。
まあもし俺が金持ちだったらそういう自然をゆっくり楽しむこともできたのかもしれないけど貧乏だからな。そんなものを楽しめるような心の余裕はない。
結局のところ経済的不安がある限りなにかをゆっくりと楽しむなんてのは難しいのかもしれないね。
君と僕
どうにも他人に興味がないから君と呼べる距離感の相手はいないな。他人を君と呼べるような立場でもないし。
漫画とかだと偉い人が君とか呼んでたりするけど今はどうなんだろ。なんかセクハラとかパワハラになりそう。
例えば最近話題になってた退職代行で退職理由が君と呼ばれたから、なんて理由があってもおかしくない時代だからな。
そもそもおっさんの俺ですら君って呼ばれたらちょっと違和感というか不快感はあるからな。なんでお前に君なんて呼ばれないといけないんだって。
これは別に年とか関係なくて他人に君と呼ばれることそれ自体に嫌悪感があるって話だ。だって馴れ馴れしくない? 他人だよ?
俺ですらなんだから若い人はもっと嫌悪感があってもおかしくはない。
ただそれでパワハラだとか退職なんてのはどうかと思うけどね。多少のことは我慢しないと生きていけないし。
とはいえこれは全部想像の話だから本当にそんな人がいるかは知らんけど。でも今の時代ならいてもおかしくないよな。