夢の断片繋ぎ合わせて
つぎはぎだらけの不器量な
ひとつの夢が出来上がったのでした

君を照らす月は
となりを歩いている僕も照らしている

月は
見る人全てを照らしている

月は誰も拒まない
誰に対しても平等だ

そんな月を僕も照らしたい

君を照らす月を
君も照らすだろう

ささやかな約束

相手が何気なく言ったことを
私は約束だと思っていた

相手は約束とは思っていなかった

認識の違い
すれ違い

重いとか軽いとか関係なく
約束で大切なことは
それがお互いの共通認識ということであり

それが守られるかどうかということだ

寂しくて 悲しくて 泣きたくて

寂しくて 虚しくて 惨めで

寂しくて 寂しくて 寂しくて

辛くて 消えたくて 寂しい

曖昧だった夢と現実の
境界線は濃くなった

はっきりしていた体と心の
境界線は薄くなった