11/22/2025, 10:13:41 AM
〜紅の記憶〜
もう何十年も前。
同僚と二人。
山道のワインディングを駆け抜けた。
辿り着いたのは、古びた温泉宿。
走るにはちょうどよい季節。
バイクを降りて、見上げる紅葉。
足元には赤や黄色の葉。
風が運び、絡みつく。
あの絶景は、今も心に。
色濃く残る――
まさに、紅の記憶。
11/21/2025, 10:09:35 AM
〜夢の断片〜
いつも、間に合わない。
試験日なのに、
なぜか会場へ辿り着けない。
行く手には必ず、
訳もなく障害が現れる。
急いでいるはずなのに、
前へ進めない。
目が覚めたあとに残るのは、
ただいくつかの「夢の断片」だけ。
そして胸の奥に沈む、拭えない疲労感。
それでも今日、
また新しい夢が生まれていく。
11/20/2025, 10:27:51 AM
〜見えない未来へ〜
今のままでいい?
いいのかもしれないし、
ダメなのかもしれない。
この先も同じ日々が続くかな?
続くのかもしれないし、
続かないのかもしれない。
だから私たちにできるのは、
今日できることを積み重ねながら、
少し先の未来を思い描き、
そっと備えておくこと。
見えない未来に、
今の私たちができる精一杯を。
11/19/2025, 10:45:37 AM
〜吹き抜ける風〜
上京したあの頃。
見上げるばかりの
高層ビルの隙間。
吹き抜ける風が、ふと、
私をどこかへ連れ去ろうとする。
思わず足が止まる。
この風に戸惑う私——
お上りさんだと、分かっちゃうかな?
11/18/2025, 10:15:42 AM
〜記憶のランタン〜
もう何もかも嫌で、
気持ちも荒れ、
勢いで退職願いを出した。
数日後、先輩がふと言った。
「いつでも戻れるからね。」
引き止めでもない一言なのに、
胸の奥がふっとあたたかくなり、
ざわついていた心が、すっと静まっていった。
あの言葉こそ、
今も私を照らす「記憶のランタン」。
迷いそうになるたび、そっと光をくれる。