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6/10/2024, 12:27:41 PM

よく晴れた午後
ふと思い立ってノートを手に取る

死ぬまでにしたい事 誕生日までにしたい事
やりたいことと言っても色々考える

ノートを開くと同じ様な
「死ぬまでにしたい事」
「死ぬ時にしてほしい事」
と書かれたページが目に入る

こんな事書いたかな
思いながらも指でなぞるように読み進める

・死ぬまでに
 読みたい小説を全部読む
 見たい映画を全部見る
 行きたい所全部行く
 イギリスに行きたい

・死ぬ時は
 好きな本と一緒がいい
 みんなが笑顔がいい
 苦しまずがいい

読み進めて気づく
これは自分の字では無い
そして1つの記憶が蘇る

あぁ…そうか、これは
去年の君が間際に書いたものだ

読みたいと言った本を買ってきた時は、嬉しそうにしていたね
映画のDVDを一緒に見たね
文句を言いながらゲームセンターで騒いだ
国外なんて行けないからテレビの特集を見たね

棺に君の好きな小説と漫画を入れたね
涙で前が見えなくなったけど笑顔でいられたかな
穏やかないつもの君の笑顔だったね

気が付くと随分と時間が経っていた
そしてノートの新しいページを開き改めて
「今、やりたいこと」
と自分自身の想いを書くことにしてみる

「やりたいこと」すぐには思いつかない
思いついても行動できるものばかりではない
けれど、数少ない「思った時に出来る事」はすぐ行動したほうが後悔は小さいのかもしれない


#やりたいこと

6/10/2024, 7:55:29 AM

カーテンから漏れる光
朝を知らせる光
この光が嫌いだ

ずっと真夜中で なんて某アーティストみたいだ

目覚まし時計よりも早く起きてカーテンを開ける
窓を開けて朝の空気を身体に巡らせる様に深呼吸する
なんて規則正しい生活をもう何年もしていない

目覚ましをかける事もカーテンを開けることもせず
まるで吸血鬼の様に光から逃げる

朝日の温もりは薬なのかもしれない
朝日を浴びると身体が 脳が 起きる

けれど眩しいその光は闇を纏った身体には毒だ

たまにはその温もりを浴びてみようか
朝日が昇る頃に起きてみよう
カーテンを少し開けてみよう

いつか、この光が「毒から幸せ」に変わる日を願って

#朝日の温もり

6/9/2024, 7:37:24 AM

今自分は人生の岐路に立っている
と心から思う人は何人いるだろう

受験、就職他にも様々な分かれ道が人生にはあり
自分で考えて選択しなければならない

人生の分かれ道
失敗だったと思うのは後から
後悔するのも後から
行動したあとにもっと、と思う
けれどそれは、自分で考え行動した証でもある

人に流され選択してもいつかは自分で決めなくてはいけない
「人に流される」事もまた、選択したのかもしれない

人生の分かれ道
言葉にすると重く難しく感じてしまうものでも
自分達は常に選択して生きている
人生は、選択を続けた者の努力の道なのかもしれない

#岐路

6/7/2024, 11:21:19 AM

「ねぇ、世界が終わるとしたらどうする」
なんてありきたりな質問をしてみる
「別に何もしない。ただ普通に過ごす」
とキミは言った
なんで?最後だよ?
行ったこと無い所、食べたかった物最後くらいワガママになってもいいんじゃない?

そんなことを言ってもキミは
「明日終わるの?それとも1週間後?
明日終わるなら今からアレコレ考えても無駄でしょ?
1週間後なら猶予はあるかもね。でもそんな後の事今から考えるの?大変だね」

キミと行きたい所、見たいもの、食べたいもの色々あるのに
キミと世界が終わるその瞬間まで一緒に居たいのに

なんて思ってキミを見るとどんどん顔が赤くなる
あれ、声に出てた?
キミは
「思っていても声には出さないでよ
心の中見られたかと思った」
と恥ずかしそうに目をそらしながら言った

世界が終わるその時に誰とどこで何をするのか
今はまだわからないけどその時に幸せでありたい

#世界の終わりに君と

6/6/2024, 1:22:31 PM

「最悪」と聞いて何を思い浮かべるだろう
嫌な記憶や苦い思い出、後悔
浮かべるものは人それぞれだ
最悪なんてものは人によって考えも感じ方も異なる

例えば
肌の調子が悪くてメイクが上手くいかない
仕事や家事で些細なミスをした
これらも、人によっては「最悪」で済んでしまう

日々の小さな隙間を埋めるように存在している
「最悪」よりも「幸せ」と感じて終わる日があっても良いのではないだろうか
きっと誰もがそんな日を送りたいと願っている

しかし、現代はストレス社会
「しんどい」「苦しい」という負の感情の方が強く多いのではないだろうか
そんな日が続いてしまう事こそ「最悪」なのかもしれない

#最悪

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