私の名前
私の名前は、私がこの世からいなくなっても残っているのだろうか。歴史の教科書に載るような大きな功績は残せないだろうし、テレビの有名人のようにもなれない。私の名前は、生きた証は、周りのほんの少しの人にしか覚えて貰えていないかもしれない。そして時が経つにつれてどんどん私の名前は忘れ去られ消えていくのかもしれない。なんだかとても悔しい。その日その日を頑張って生きてきたのに。それだけで本当に偉いはずなのに。悔しい。悔しい。私の生きた証を刻みつけたい。認められたい。だから、私は今日も書いている。あなたは私の名前覚えていてくれますか?
視線の先には
視線の先には嫌いなやつの顔があった。泣き虫で、弱虫で、すぐに落ち込むし、ネガティブなところが嫌い。すぐ他人のせいにするし、簡単な仕事も出来ない。本当にダメなやつ。けれど、あなたのことを分かってあげられるのは私だけ。本当は、頑張ってるのに結果が出なくて泣いてるし、落ち込むし、心が潰れちゃいそうだから他人のせいにしてる。あなたにもいい所いっぱいあるの私は知ってるよ。あなたは敵であり、味方であり、一心同体。私ぐらいはあなたを褒めてあげなきゃね。甘やかしてあげてもたまにはいい。「今日も一日頑張ったね」メイクを落とし終え、大好きなアイスを食べた。
私だけ
この世に私だけなんじゃないか。幸せな時も不幸な時も、私だけこんなにそうなんじゃないかと思う。私は特別かもしれないと思ったり、私だけこんなに不幸なんだと思う。世界に目を向けてみるとそんなことは全然ないのに。渦中にいる時は本当にそう思う。きっと私は私の中の世界のものさしで測るととっても幸福だし、とっても不幸。それを否定をしたくないし、否定できるわけもない。だって私は私の物差しと、わたしの心しか持ってないから。私は特別、私は幸せ、不幸。私だけ私だけ、結局誰といても私だけなんだなぁ。けど、本当に押しつぶされそうな時は他人の物差しを借りてもいいと思う。他人よりましだ。とかソンナコトナイヨとか、思い込み次第できっと私たちはどこまでも行けるのかなぁ