I watch you.
This ice is intolerance.
Reason has next reason.
べ
図書館の書架を指でたどるように
あなたのことを探したい
風見鶏のついた万年筆
宇宙の理を文字で表現する
さらさらとすべるように
ときにつっかかり
はじける
も
Her pool,second wall.
Two ducks book good gentleman.
C'mon guys.
た
いちょうのにおいを嗅ぐように
あなたにはじめましてを言いたい
性別を判断して
特別なことは何もなく
するするとスラロームのように
霧は晴れていて
偉大
ざ
わたしはあなたをみつめる
氷は偏屈で
理由はつぎの理由でもある
あの子のプール、第二の壁
二羽のあひるが紳士を予約する
おいで
特有の理屈でもってあなたをお迎えします
はじめまして
ライブ感
生きてるってなんだろう
心臓のうごき
血液のめぐり
動脈と静脈のひろがり
びかびかとした七色の光
ずんずん響く低音は腹の奥へ届く
耳をつんざくギターの音は
真空管を燃やして僕の体を満たす
それは命の灯火と近く
時を越えて受け継がれる聖火
しかししずかに
それは町の図書館であれ
それは夕暮れの商店街であれ
それは独りの寝床であれ
燃え続ける聖火
心臓はうごく
血液はめぐる
動脈と静脈ははたらく
しずかなあなただけの地点であれ
ゆったりドライブするライブ感
生きてるってなんだろう
春風に問いかける
宇宙の兵器は
鳥のやうに飛んでみさらせ
瞬間のミシン目に沿い切り取られや
みみずたちの踊りは浮遊感に満ち
寧なる勇姿は朝を想わす
パーツ
パーツ
パーツ
宇宙の兵器は
鳥のやうに飛んでみさらせ
永遠のニュアンスに孕まれくぐる流動体
夕星はしだいに近付いてくる
帝王は静かにその時を待つ
パーツ
パーツ
パーツ
青白い煌
時誘うヴィーナス
瞬間のミシン目と永遠のニュアンス
それが宇宙の兵器を象るための
最後の流星だとして
あなたの未来に幸いあらんことを
行為という言葉のいかがわしさ
言葉として直角だから
猥雑の中にあって浮き上がる
行為という言葉
夜の春風の中にてくっきりと
幽霊の舌打ち
が
見えてくる
行為という言葉
鳥笑う春
偽物の季語
興奮
えっと爆弾で僕
順番ほとばしりまくり
いい彗星
行為という言葉
の
いかがわしいこと
この上なし
どぶの底のヘドロ。
死んだ貝の中身。
けばけばしいキノコ。
魔女が作るスープ。
樹海の石の裏側。
吐き捨てられたガム。
人を憎む気持ち。
七色あつめて、混ぜると真っ黒。
ふわふわのパンケーキ。
ひろがる珊瑚礁。
朝露に濡れるあじさい。
不死鳥の羽。
赤ん坊の瞳。
天まで届く鐘の音。
人を愛する気持ち。
七色あつめて、混ぜると真っ黒。