風に乗って
夢を叶える力。だから何だってできる。
「だから、空だって飛べるさ!」
突き落とされて落下していくねむちゃんの手を取る。そのまま落下することはない。『ストリームカプセム』の力で気流を操作すればまるで空を飛んでいるかのようだ。
「すごーい!でも、どうやって降りるの?」
「それも簡単さ」見てて?
数秒の空の旅。着地はさながらピーターパンの気分。
「ありがとう」また助けられちゃった。
「俺が見捨てることなんてないから」ここからは危ないから下がってて。
眼の前の悪夢をスマートに片付けますか。
※二次創作です。
刹那
瞬きすら忘れる衝撃。だって、人が消える。症状から病名を調べ上げ伝えた名は『ゲーム病』。嘘みたいな病気。そして、消えた。目の前から消えた。あとから知ったことは『ゲーム病患者に強いストレスを与えてはいけない』。…だからあいつは消えたのか。
※二次創作です。
生きる意味
晴れて過去の因縁を断ち切り、精算とまではいかないが一番大きなわだかまりはなくなった。今までの原動力が仮に贖罪や後悔、やるせなさであったならこの先はどうすればいいのかわからない。一応絶対安静と主治医から言われている。眠るには早すぎる。上体を起こしたままぼんやりと考える。とりあえずは目の前の問題。その先は?その後のことに関われるほど身体は持つのか?そもそもそんな資格はあるのか?この身体はいろいろな不摂生やらなにやらが重なって長くはないと思う。その先のことを見るほど余裕はあるのか。ダメだ、とりあえずは今のことに集中しよう。その先のことはわからない、今まで寝られていなかったのを取り戻すかのように静かに眠りに落ちた。
※二次創作です。
善悪
何をもって善い行いというのでしょうか。何をもって悪い行いと言うのでしょうか。バグスターウイルスを見つけたこと?見つけたウイルスを利用したこと?ウイルスの対抗手段を開発したこと?見つけたウイルスで実験をしたこと?それでも私にしか対抗手段は生み出せなかった。私にしかできないことですよ?私のしたことは善いことでしたか?それとも悪いことでしたか?…そんなことをあなたに聞くのは酷なことでしたね。えぇ、あなたは私を悪人だと言って罵り糾弾する資格がある。逆も然りですよ。あなたは優しいですから私の行いを自分の責任として背負い込んでしまうような人ですから。嫌な顔しないでくださいよ、久しぶりに人と話をするので許してください。まぁ、あなたは限りなく善性の強い人間で私はどちらにもなれないというだけですから。あなたが気にすることではありません。ふふっ、何でもありません。あなたがお変わりがないようで嬉しいですよ。また来てくれるなんて優しいですね。
※二次創作です。
流れ星に願いを
『あっながれぼし!』
『ながれぼしがきえるまえにねがいごとをさんかいいえるとねがいがかなうらしい』
『じゃあルナは…』
また夢だった。小さい頃の夢。俺が流れ星を見つけて賢人が願いが叶うらしいって言ってルナが願い事を頑張って言おうとしている。肝心なルナの願い事が思い出せない。また何か大切な事を忘れている気がして不安になる。行き詰まり窓から外を見上げる。ここまでこの時期にきれいに星空が見られるのは珍しい。『この数日は流星群が見られるんだって』星に願う事が思い出せますようにでいいのか?星空を見上げていると新たな創作意欲が湧き上がってきた。まだルナにあえてないから。
※二次創作です。