1000年先も日本人は豊かな心を持ち
花をみてはその力強さ、儚さを思い
鳥が鳴けばその声に幸福を感じ
風が吹けばそよ風に心をのせて
月がのぼれば美しいと心奪われる
人々が皆、そんな清らかさ、賢さを大切に生きていける国でありますように
貴方と私は釣り合わない。
「私の事は忘れてください。」
本当は忘れてなんか欲しくないのに、また私は嘘をついた。
もしあの時…素直に頷いていたならば、貴方の隣に今もいられたのかな…
今日もまた、道端にひっそりと勿忘草が咲いている。
幼い頃、俺がまだ幼稚園生くらいだった頃によく親父に連れられて公園のブランコに乗って遊んだ。
俺は自分で上手に漕げなくて、何度も背中を押してもらった。
「もっと、もっとたかくー。」そう言って何度も何度も背中を押してもらった。
そう言えば、大学受験や就職活動の時もそうだった。
「自分のやりたい事をとにかくやるだけやってみろ。」
お陰で俺はやりたかったモノ作りの研究、開発の仕事に就くことができた。
だけど、親父はもういない。
三年前に膵臓癌の闘病の末、他界した。
人生に行き詰まることは誰にでもある。
そんな時、俺は親父の言葉を思い出す。
「やるだけやってみろ。」
それでも、やっぱり無理な時は公園のブランコを夢中で漕ぐ。
つま先が天に届きそうな時、親父の笑う声がきこえる。
やるだけやってみろ
俺は小学4年生。好きなゲームはフォートナイト。
父親が買ってくれた自転車に跨がって俺は進む。
中古品だけどブランド物だからって言われて。
まぁ、悪くない、むしろいい感じだ。
行き先などない、気の向くままに進む。
今日は1日中曇りの予報、お小遣いも千円もらった。なかなかイケてる1日の始まりだ。
この時までは良かったのだ。
自転車のタイヤから少しづつ空気が抜けていた様だ…
最後は父親に電話をして、お迎えに来てもらった。
【旅路の果てに】
4年間、コロナ禍とか色々あってずっと会ってないけど。
私たちずっと付き合ってるよね。
今度会ったら結婚しようね。
【あなたに届けたい】