NoName

Open App
4/6/2023, 10:09:32 AM

君の目を見つめていると、
いつもワクワクしてくるんだ。

今日の君は、僕に何を見せてくれるんだろう。

その目をしている時の君は、
誰も予想していないようなことを、当たり前のようにやる。

だから僕は、

君のその目が大好きなんだ。

3/26/2023, 11:33:28 AM

「あのおもちゃが欲しい!!」

お母さんにおもちゃをねだる子供。
お母さんは困った顔をしながら、子供をあしらっている。手を繋いで連れて帰ろうとしているけれど、嫌だと言ってその場から動こうとしない。

ああ、同じだな。

おもちゃを欲しがっているあの子も、

無償の愛を欲しがっている俺も、


同じ、ないものねだりをしている。

3/25/2023, 12:33:52 PM

「好きだ。」

目の前にいる幼なじみからの、
もう、何回言われたか分からないくらい言われた、この言葉。

こいつのことなんて、ただの幼なじみで、
それ以上でも、それ以下でもない関係。

なのに、

「私は、別に好きじゃない…」

こんなにも胸がドキドキする。

好きじゃない、好きじゃないって思ってるのに…



なんでこいつが、こいつが言う好きって言葉が、


こんなにも愛おしいのだろう。

3/24/2023, 10:12:35 AM

「本日の天気はーーーー」

画面の中の気象予報士が、今日の天気を淡々と伝えていく。それをBGMに、俺は学校に行く準備をする。

いつもと変わらない、普通の日常。

冷蔵庫の中からウィダーインゼリーを取って、胃に流し込む。俺一人だけの家に、ジャーっと水の音が響く。

"寂しい"なんて感情、とっくに捨てたはずなのに。

なんでだろう、胸が、キュッと締め付けられる。


ポタポタッと、水の雫が床にシミを作って、すっと消えていった



『本日の天気は曇り、ところにより雨が降るでしょう。』

3/24/2023, 5:40:17 AM

灰色のこの世界の中で、
ただ1人、キラキラ輝いてる君。
僕の、"友達"。
でも、ただの"友達"じゃないんだ。
この灰色の世界から、僕を救ってくれた。
君は僕の"特別な存在"。

Next