『ねぇ、子供の頃の夢って何?』
「俺警察になりたかったんよねー」
警察というカッコいい夢を子供の頃に持っていた彼
でも君にはなれないよ
だって、君はたった1人の女の子を
守り続けることが出来なかった
1人守れないようじゃ国を守れないよ
私は君に理由もなく冷めたと言うだけで振られて
たくさん泣いたよ
そんな無責任な人がなれるはずない
私は応援できないよ、ごめんね
『子供の頃の夢』
『どこにも行かないで』
私は貴方のこと一生忘れない
今までの彼氏に振られた時は、何故か自分もスッキリした
でも、貴方は違った
貴方に振られた時、私は目が無くなるほど泣いた
だって貴方は、ずっと一緒だよって言ってくれたから
私は安心して好きでいられたし、ストレスもなかった
なのに急に冷めたから別れようって…
私から離れていかないで
どこにも行かないで…
『君の背中を追って』
部活動が同じな君
私はいつもシュート練習の時君の後ろに並んだ
だって、君のかっこいい姿を見れるから
いつだって私は君の背中を追っていた
君が帰ってる時に、君を追いかけて
好きって告白した
付き合ってからも、君を追いかけ続けたよ
君に別れを告げられた日
公園から駅までの道でも私は、君の背中を追っていた
〜好き、嫌い、〜
「話したいことがある。今から会える?」
私はすぐに別れ話だと分かった。
『会えるよ。
いつもの公園に8時でいい?』
夜の8時に公園のブランコで別れ話を切り出された。
「自分勝手で申し訳ないんだけどさ、別れたい」
『急になんで?好きじゃなくなったの?』
「好きかわかんない。多分もう好きじゃない」
『好きじゃないって、嫌いなの?』
貴方は黙り込んで質問に答えてくれなかったよね。
好き、嫌い、なんだそれ。
そんなこと気にしたこと無かった。
君はずっと愛してるって言ってたのに。
嘘つき。私は好きでも嫌いでもないよ。
ずっとずっと愛してる。
『雨の香り、涙の跡』
君とのデートはいつも雨だった。
でも同じ傘にふたりで入るのが楽しくって
私は雨の香りは嫌いじゃなかったよ。
君に振られた日も雨だった。
別々の傘での帰り道は、いつもと違う香りだった。
あぁ、あれは雨の香りじゃなくて君の香りだったんだ。
傘で顔を隠して私は涙を流した。