『もしも君が』
もしも君が私に相談をしてくれていたら
私たちは、別れずに済んだのだろうか?
もしも君が思っていたことを私に話してくれていたら
私たちは、まだ愛し合えたのだろうか?
もしも君が私を頼ってくれていたら
私たちは、恋人同士でいることが出来たのだろうか?
もしも君が私との思い出を忘れていなかったら
私たちは、まだ戻れる可能性はあるのだろうか?
どうして別れるという選択肢しか、
君の頭にはなかったんだろうか?
もしも君が別れる以外の選択肢を思いついていたら…
もしも君が…もしも…
『君だけのメロディ』
君とハグした時に重なる
私と君の心臓の音
君としか奏でられないメロディ
この音を聴けるのは、君だけの特権だったんだよ
君だけのメロディだったし
君とだけのメロディだった
だけど君はこの音に飽きちゃったんだよね
だから君は他の人と新しいメロディを奏でるために
私と君だけのメロディを捨てたんだよね
今は君だけじゃなくて私だけのメロディ
私はもう一度君と音を重ねられることを
ずっと待ってるよ
辛い思いをするのは、本当に愛している方だ。
愛してる。彼氏にそう言うと、
俺の方が愛してるよ。と返してくれた。
絶対私の方が愛してるよ!!
貴方は、そんなわけないじゃん!俺の方が愛してる。
そう言ってたけど、やっぱり私の方が貴方を愛していたよ。
だって
その1週間後に貴方は、
冷めたという理由で私を振ったから。
『雨音に包まれて』
雨が大嫌いだ。
貴方に告白しようと決めた日は雨だった。
「好き」雨音にかき消されながら、頑張って伝えた。
貴方は泣いていた。なんで泣いてるの?
嬉しくて…いや泣いてないし。雨だから。
私は雨が嫌いだったけど、雨が大好きになった。
君が私を振った日も雨だった。
「別れたい。自分勝手だよね。ごめん。」
私は雨のせいにして聞こえないフリをした。
君は何度も言った。私は雨に負けないくらい泣いていた。
君は泣いてる私に何も言葉をかけてくれなかった。
いや、きっと雨音に包まれて気付いていないだけだ。
やっぱり私は雨が大嫌いだ。