涙の跡
溢れるほどの涙 琵琶湖より多い涙の数
東京ドームいっぱいの溢れるほどの涙
流す涙は数多く 喜びに涙悲しみに涙
恨みに涙 憎しみに涙
何より出産時の涙は安堵と不安と喜び
それがなければ今はない
今ある私はいっぱいの涙で学んだ
もったいない涙が多いと
流す必要のない涙が多すぎた
なんでもごめんなさい
なんでも涙流してごめんなさい
つまらないごめんなさいの数とともに出た涙の数 量
今思えば 涙無くして私は成長がなかったと
泣いて涙流して それから前へ前へと
進む あと少し まだ涙の数は増えるけど まだまだ涙とともに生きていく
喜びと悲しみで
もしも過去へと行けたなら
あの時に帰れるなら あの夜に帰れるなら 私は 男を渡り歩いてたころ
好きとか愛とかない セックスだけの付き合いの人たちに もう一度会いたい
あの頃が1番 綺麗だったし女でいられたから 抱かれるたびに幸せを感じ
その瞬間だけが幸せで 終われば全てさようなら あとは寝るだけで明日の私が生きていた なんて そんな夢見てた
あの頃の私は子育てと旦那の浮気と
忙しい仕事 毎日毎日 子育てに悩み
旦那に悩み 仕事は手が抜けない
だから 女なんて捨てていた
ひたすら母でいた
過去に戻るなんて 絶対嫌だ
過去に戻るなら 違う世界の子どもで
生まれたかった 幸せは生まれる前に決まっていたのか? いまも幸せはない
変わったのは子どもたちが成長して
そばにいないこと 旦那は浮気相手のそば 私は結局一人で生きているだけ
それが穏やかで それが楽で それが私でいられる時間かもしれない
老いは全てをなくす 老いは老いて
また明日を待つ それでいいのだ
それでいいのだ 明日がきて
子らが幸せなら それで老いていく
不幸は老いて死ぬまで続いても
生きてる明日が来ればいい
夏
今も思いだす。あの人の実家の川で泳ぎにいた時 飛び込み台があって
知り合いやみんな飛び込んでいた
私も出来ると 飛び込んだ あ!大丈夫👌と思えば すぐ隣にあの人が飛び込んできた 上がろとしてた私は
あの人の飛び込みで息継ぎもできず
ボコボコと引き込まれて 半分溺れかけ
もう二度と飛び込みはしないとなった
後であの人に文句を言うと そんなの当たり前 それでも平気な海男 波にも負けない だから川なんて平気だよ
溺れそうになる私が悪いみたい言われた
なんだこの人 私は泳げないのだ
わかってくれないクレームに笑飛ばされた 私は溺れかけていたのに
そんなあの人と何十年も過ごしているとは 信じがたい私 いつも思う
私が死んでも自分のせいにはしないだろうと まあ何十年の月日 早く先に死のうと なんてあの人の家系は100歳家系
長生きするだろうから 思い出話しで
して欲しいなあ笑笑 夏の川泳ぎは気をつけよう
そら恋
七夕なんて縁がない 毎日一緒いたいから はなれたくない
山があり川があり少し行けば海もある
ないのはあなたの姿だけ
空には雲が風が 山には風にささやきが響き 海は風が潮風を運び波しぶき
何故 あなたはいない あれだけ一緒にいたいと望んだのに
もうここに来ないあなたは
都会の中の霧の中にきえたの
都会の便利があなたを食べたの
ここには 青空と山と海があるのに
私は子犬の子守り
私は眠り姫
私は白雪姫
ねむることしかあなたを忘れられない
あなたは この空の下に
あなたはこの空の下に
もう来ないの
青く深く
風もなく波もなくただ君は去っていった
3日間の至福のときはすぎ
後ろ姿のみ残して 目の前から去った
明日も心は青く深く生きてるだろか
重い雲と恐怖うのなか 生きるのか
いつあなたは心の中から青空を持って来て来るのか 長い期間 宿命を終えるまで共に青空と細波を生きていけるのだろうか 青葉と微風 時が明日も来ますように また1人で、過ごす
もう寝よう 深い海に沈まないうちに