あの人の凄さは私が何よりも知っている。
一番かどうかは別として、ずっと近しいところで見てきた。
人はあの人を天才という。
それが生まれながらできるという意味なら違う。
血の滲むような、あの人自身の努力の賜物だ。
打ちのめされることも一度や二度ではなかった。が、
その度に自分を奮い立たせて人生を歩んでいる。
私が心から尊敬している、友人。
一方私は。
比べるのもおこがましいような気がする。
人生の道は踏みしめるのが精一杯。
でも、
この先、君が見えなくなる前に、見えるうちに時間を止めてしまいたい。
何度思ったか。
置いていかないで
「時間よ止まれ」
星の王子さまだって言っていた。
眼前に広がる光の粒
数えきれないその中で、あなたが生きている。
そう想うだけで目に映る全てが愛おしくなれるのだから
私は、幸福だ。
「夜景」
花畑ってどう思う?
あーその、昨日テレビで見てさ。
普通にきれいだったんだよね。
で、実は個人的に珍しいんだけど見にいきたくなったから、同行者を探してんの。
ね、だからといってはなんだけどさ
一緒に行こうよ。あなた花、好きでしょ?
……やっぱごめん。言い方変えるわ。
「初デート」、どうですかっていうお誘い。
ちなみに私はそれはもうあなたと一緒に行きたいです。むしろあなたがいいし、実は真っ先に来ました。
全然笑ってよ、本望でしかないから。
返事は…言うまでもなさそうな顔してんね。
わかるよ。好きだし。
「花畑」
大切なものに 気づかないぼくがいた
︙
ほんとに強い気持ち やさしさを教えてくれた
︙
ひとりきりじゃないこと 君が教えてくれた
大切なものを…
-合唱曲『大切なもの』より
また今日も、“大切な”君に思いを馳せて。
「大切なもの」
嘘は嘘でも
素直に楽しむ君だから、| 誰も傷つけない君だから、
好きになったのだ。
「エイプリルフール」