12/14/2023, 3:52:10 PM
初めて一人で来たの。
本来ならばいたはずの、あなたがいないから、しょうがなく。
甘やかな雰囲気をちらりと見つつ、言葉少なに光の中を歩む私たちは、側から見たら変わっていたでしょう。
でも。私の心に幸福は、静かに、確かにあったことを、他でもないあなたに伝えたいのです。
かつて繋いだ手の温もりが薄れてゆく前に。
いつのまにか、ツリーの前に立っていた。
ああ、こんなにも眩しいものだったかしら。
あなたが隣にいる時は、なんというか、輝いているのに。
とっくに視界は滲んでいたけど、目を見開いた。
私、イルミネーションはあなたと見たい。
「イルミネーション」
12/14/2023, 3:23:33 AM
君を見ていると胸が高鳴る。
君を想うと寂しくなる。
愛は単なる好みではない。
脳がぼやけて、初めて愛になる。
好きも嫌いも、何もかもが混ざり合ったこれは、僕の分身。
愛を注いで。
君の、一部になれたら。なんて。
「愛を注いで」