お題『夢じゃない』8/8分
(仮話) 「あんな酷い光景は夢であって欲しかった。だけど……夢じゃないんだよ。現実に起こった事なんだ」と涙を流しながら話す広島県に住む87歳の女性は、今(現在)なお被爆した身体と戦っている。
END
お題『心の羅針盤』8/7分
(仮話) 「心の羅針盤を持って毎日過ごせているのだろうか」と僕はふと考えた。
自分自身を深く理解して自分らしい人生を歩んでいるのだろうか?
正直そんなの難しいと思った……。そもそも“自分らしい人生“ってなんだろう。理解できていないから僕の人生はいつも迷って悩んでいるのかな。
End
※船星《ふなぼし》心の悩み
お題『またね』8/6分
(仮話) 笑顔で「またね」とオレに向かって手を振る彼女の姿を見たのはあの日が最後になろうとは思わなかった。
もしあの日数分長く一緒に居れたら彼女を救えたのかも知れないと6年経った今も後悔している。
ー大神の父過去編(仮)ー
End
お題『泡になりたい』8/5分
(仮話) 海に住む人魚のお姫様は、人間の男性に恋をした。しかしその恋は成就することなく終わってしまい人魚のお姫様は泡になりたいと願うのだった。
END
お題『波にさらわれた手紙』8/2分
(仮話) 空《から》のペットボトルの中に見知らぬ誰かに宛てた手紙を入れて水が入らないように固くボトルのキャップで栓をした。
海に放り込むと、あっという間に波にさらわれた手紙を僕はペットボトルが見えなくなるまで眺めていた。
お題『ぬるい炭酸と無口な君』8/3分
(仮話) 隣に座る無口な君の考えていることが知りたいんだ。全く会話なくぼーっと二人で海を眺めていたら、自販機で買った炭酸水は一滴も飲む事なくすっかりぬるい炭酸水へ変わってしまった。
お題『ただいま、夏。』 8/4分
(仮話) 【ただいま、夏。】と書かれた看板が立っている空き地がある。
おかしいな……。
春頃にその空き地を通った時看板は【ただいま、春。】と書いていたはずだった気がする。
END