人差し指を口元に近づけ、彼は言う。
「いつも付き合わせてごめんな。
考えたら迷惑かけたよな〜おれらって 笑
いっつも遅くまでボール触って、打ってさ。
そう付き合わせたりしてるのに、勉強も教えてくれたりするし、本当に感謝してる。
え、ちょ、ちょ泣かないで!?
え!?目から雨が出てんの!?重症!!!!
まあ、それで、言いたいことは…
ありがとな!__さん!」
太陽のようにまぶしく純粋に笑う、少し髪の伸びた彼に、私は少しばかり嫉妬した。
#2024.5.3.「二人だけの秘密」
HQやちちゃんとひなた。さんねんせいさいごのひ。
目から出た雨は二人だけの秘密だ。
彼の眩しさには嫉妬しちゃうわ、眩しすぎて焼ける。
少し内容変えました。
あなたのせいだ。
あなたが私に優しくしたから、私はあなたのためのちょうどいい道具にしかならなかった。
かなしかった。
人間こんなものなんだ、って思いました。
あなたのせいですよ。
あなたが私に愛を教えた。今まで独りだったのに、独りで生きていくのが怖くなりました。
不安だった。
どうすればよかったか、知らなかったから。
優しくしないで。
お願いですから。
#2024.5.2.「優しくしないで」
pkmn翡翠。
「どうすればいいか分からない」、というのは幼児によくありがちですが、商人は「どうすればいいか知らない」んだと思ったんです。
今まで、独りで生きていた(と思う)のでね。
追記5.4. 彼は独りだと信じて疑わない。
思いついた。↓
別に優しくしたつもりはありませんよ。
ただ向こうが勝手にジブンのことを優しいと勘違いしていた、それだけです。
裏切ったんですよジブン。なのに「優しい」とか…よくわかりません。ジブンはただ、あの方を利用しようとしていただけだったので。
好いてもなかったですけど、というかあの余所者の強さは嫌いでした。
強いくせに独りになったら弱い。
…こういう時あの人は「独りじゃない、自分と六匹だ」と言い張りそうですけどね、彼等はただの道具なのに。
ところで、
優しくしない方法ってご存知あります?
某著名作家の本を思い出す。
本を読むのが好き。文を書くのも好きだ。
駄作だと笑え。その程度でしか活躍できない素人作家なのだから。そもそも作家ではない。
その日、私は友人と分かれ道を歩いていた。
友人とはよく話す。
小学校からの知り合いで、今や友人と呼べるまでに至った私達だが、今日の今日まで、一緒に出掛けたりなどという、二人で遊びに行ったことがなかった。
分かる人は分かるかもしれないが、八月に公開されるアニメ映画を、私は観たいと思っていた。だが家族がそういうものにあまり関心がなく、母は「アニメよりゲーム!」、兄弟は「アニメ?興味無い」といった具合で、一緒に観に行けそうになかった。
友人にその話をしたところ、
「えじゃあ一緒に行こうよ。よくよく考えたら一緒に遊んだことなくね?」
と誘ってくれた。
夏休み中のどこかで行くつもりだ。
楽しみ。
#2024.5.1.「カラフル」
もし見てたら恥ずかしい。
うちの不人気英語の先生の話。
恋人持ち。授業中ガンガン洋楽流します…集中できない…。
女子ばかり当てるし、先生の英語がなんて言っているのか聞き取れないし(滑舌の問題)…。
今日はなんも思い浮かばなかったんでこうなりました。
「よく分からない。」
「つかめない。」
「考えていることが読めない。」
あいつの三大第一印象はこんな感じだろう。
第一印象がそのまま性格にもなってるし、そのせいで過去にトラブルもあった(らしい)。
チームスポーツ,唯一ボールを持てない球技。
俺たちは今日、楽園から去った。
そのとき。
あいつは___
#2024.30.「楽園」
HQ蝉さん。
おはようございます。
君と旅をしよう。
いろんなことを見ようね。
たくさんのことを聞こうね。
さまざまなことを感じようね。
二人だけの秘密、二人だけの想い出、二人だけの宝物を。
見つけるために。
さあ、一緒に行こう。
陸を駆けて。
海を渡って。
風に乗って。
君と旅をしよう。
#2024.4.29.「風に乗って」
pkmn…かもしれない話。
はあああ〜〜…学校めんどくさーい…。
寝たーい……。