人差し指を口元に近づけ、彼は言う。
「いつも付き合わせてごめんな。
考えたら迷惑かけたよな〜おれらって 笑
いっつも遅くまでボール触って、打ってさ。
そう付き合わせたりしてるのに、勉強も教えてくれたりするし、本当に感謝してる。
え、ちょ、ちょ泣かないで!?
え!?目から雨が出てんの!?重症!!!!
まあ、それで、言いたいことは…
ありがとな!__さん!」
太陽のようにまぶしく純粋に笑う、少し髪の伸びた彼に、私は少しばかり嫉妬した。
#2024.5.3.「二人だけの秘密」
HQやちちゃんとひなた。さんねんせいさいごのひ。
目から出た雨は二人だけの秘密だ。
彼の眩しさには嫉妬しちゃうわ、眩しすぎて焼ける。
少し内容変えました。
5/3/2024, 3:17:17 PM