ずっとずっと新月だった。
曇り。その日。どんな理由があれど、その鏡は曇って見えなかった。
太陽は知っている。
もうすぐ満月になることを。
太陽は願っている。
いい好敵手になりますようにと。
太陽は月を照らす。
もっと好きになって強くなるように。
"剣"と"盾"は、朽ちて使えなくなったとしても
新しくなればいい。
"強さ"は気が楽になる。
太陽の好敵手がそう言っていたように。
_2024.3.7.「月夜」
つっきー突き指大丈夫!?!?なHQ。
太陽くんは言わずもがな。太陽の好敵手も言わずもがな。剣はグッチーハチ公。盾は月。
サーブ&ブロックはコイツらの武器だ。
今日夢で33.5巻を手に取る瞬間を見ました。枕元には靴下が置いてありました。
俺たちの三年間は、一体どんな言葉で表せるのだろうか。
「栄光」「奇跡」「仲間」「友」「光」…
きっと、そんな美麗な言葉は烏のように雑食な俺たちには似合わない。身の丈に合って、俺たちにとってぴったりな言葉は何処に。
「俺たちを表す言葉?難しい質問すんね〜。ひげちょこは何かある?」
「ひげちょこって呼ばないで…。つーか、お前がわかんなかったら俺も分かんないわ」
「いや、でもこれは気持ち的な問題だ。ひげなるお前も分かるはずだ。」
「なんでちょっとかっこつけてんの??」
ああ、終わらないでほしい。
本気で、切実に思う。
この時間が。このやり取りが。この仲間が。
ずっとずっと続いてほしい。
終わりはいつか来る。それが青い春というものだ。でも。それでも。
「もう少しだけ、お前らとの"絆"に浸りたかったなあ」
_2024.3.6.「絆」
HQ three烏。コイツらに似合う言葉は、世界中探せばたくさんあると思う。
でも、このお題を見た瞬間、コートに立つあの三人の顔が浮かんで来たのだ。
清水さま忘れてないからね!!
今日は"何もしない"っ!!
勉強も、授業も、スパイス探しも、星屑作戦も、ジム挑戦も、今日はどうだっていい。
自分が行かなくとも世界は廻る。
迷惑かけるかもしれないけど、一番大事なのは自分が「全力」を出せること。
「いつも全力だと疲れちまう」
自分の先輩が言っていたことを思い出す。
そうだ。その通りだ。間違ってない。
"いつも全力"はいつか"中途半端"になってしまうから。自分はそれを知っていた。
全力を出し切って疲れた後は、その分の休みを取って、次の全力を蓄える。
そうやって、自分はできていくんだ。
自分がいなくとも世界は廻った。
でも、自分がいなくちゃ助けられなかった。
それが満足しなかっただけ。
_2024.3.5.「たまには」
pkmn SV主人公。青のすがたと春のすがた。行動力ありすぎて怖いんだよこいつら…。と思って、"たまには"ちゃんと休みを取ってる系主人公(青春)。
一方、相棒の毛繕いをしている奴がいたり、パソコンとお見合いしてる奴がいたり、誰彼構わず勝負に誘ってるバトル狂人がいました。
学生というのは本当に不思議だよなあ。
だいたい週5で通う学校に行けば、友達や先輩、後輩、先生に会える。それも3年間。いや、小学校もなら長くて6年か。あはは。
そして、高校を卒業すればあっという間に皆ばらばらに散る。ある奴は警官に、ある奴はデザイナーに、ある奴は小学校教師に。
その小学校教師というのは俺の事なんだけど、そんな先生にも学生時代の青春というものがある。おい!今「ないデショ」つった奴誰!
階段下ってる時背中押してびびらすよ???
いや、ガチじゃないって心配すんな!
でな?うちの後輩に、知ってる奴は知ってると思うんだけど…"影山"ってのが…。
おーまじか知ってる!?そうそう、あの変人コンビのセッターのほう!!先生の後輩!!
いやぁ、可愛い後輩だったなあ。いや!今も可愛い後輩だ!
最初は「独裁の王様」とか言われてたような奴が…こんなに大きく育って…!
先生泣いちゃう〜!!!はい!!この子は俺が育てました!!!
えっ!?誰が親バカだって!?
キミタチィ、キミタチのママパパも親バカデショーヨー。愛されてんだぞ、ちゃんと。
あ、もうすぐチャイム鳴るな。
じゃ!最後は先生がきっちりシメるか!
先生ね。
大好きな皆に出会えて、
よかった!!
_2024.3.4.「大好きな君に」
クラスの子達も、青春の仲間も、家族も、全部含めて。
6年生の担任を受け持ったsg先生。コイツは絶対女子の初恋キラーだ。HQ。
"ちゃんと、みんな強い。"
近頃公立の入試らしいっすね。
努力
うちの連中は?
自分は
みんなちゃんと強い。
オレにはこれしかなかった、だけだった。
「まあオレはマ……」
相棒
そう、"これ"しか。
「コイツはオレとスパイス探しに行くんだからな!」
相棒がなくなったら、
オレはきっと
_2024.3.2.「たった1つの希望」
「希望」は1つだけでいい。
pkmnペッパーミント。
相棒がまた隣に立つのち彼に残酷な悲劇が待っていることを彼らは知らない。