彼女と出会った頃
季節はキンモクセイの香りの
する頃だった
「 優しい柔らかな香り〜」
とっても好きな香りだと 言っていた
「 ねえ〜パパ! 何かいい香りするよ♪
どこからするんだろうね!」
君と一緒だ
僕たちの息子も どうやら好きらしい
〈 キンモクセイ 〉
“ 優しさ ” という 大きなカテゴリーが
あるとして
その中で
俺自身が 特に一番に
基本と思ってる事があって
それは
他人からの優しさは求めない
でも
俺自身は 人には優しく接する
という事
言うのは簡単なんだよねー
気付くと あっさり求めてたりしてさ
だから
これを修練してるって事は
ナイショ!
〈 秘密の標本 〉
氷点下の朝
毎日聞く この冬一番の寒さ
寒い~ 冷える~ キツいなぁ〜
でも 今年の僕は
寒いし冷えるけれど
温かいのさ!
毎日彼女が家にいる !
僕の奥様 としてね♪
〈 凍える朝 〉
君の影となり
一生君を 支え抜いていく
〈 光と影 〉
「 で…?」
「 用事ってなあに?」
「 だから?」
ちょっと緊張し過ぎてしまった
こんなっ 状況初めてだから
失敗不可 2度目はない…!!
自然に話そうとするほど
何を言っているんだか
散らかり気味… いや かなり散らかってるな 話し
「 だ だから、僕と結婚してくれませんか ‼ ︎ 」
彼女は 言った
「 いつ言ってくれるのかな、と思ってた」
「いつにする?」
「 そして 旅行どうしようか ?」
僕の彼女は 強い…
〈 そして 〉