【あなたの元へ】
あなたが涙を流すなら、私も涙を流す。
あなたが笑うなら、私も笑おう。
あなたが憤りを感じるなら、私が話を聞いてあげる。
つらい時はつらいと。
悲しい時は悲しいと。
私に教えてくれれば、すぐにあなたの元へ駆けつけるよ。
私は決してあなたを1人にしない。
約束。
【その扉を開けるのは】
誰もが一度は壁にぶち当たり、悩み、苦しみ、もがく事があるだろう。
その壁の向こうにあるのは、まだ見ぬ君の未来。
それを手に入れるには壁を超えるしかない、と。
でも、目の前を塞ぐ大きな障害物は壁じゃない。
未来への扉だと思って欲しい。
そしてその扉の鍵は君の手の中にある。
あとは君が扉を開けるだけ。
大丈夫。君は必ずその先の未来を見れるよ。
【星の欠片を食む】
星のカケラが欲しいと母親にねだった幼き頃。
母がくれたのは金平糖だった。
カラフルな金平糖を「星のカケラだ」と喜んでいたことが懐かしく思える。
『ガリッ...』
あの日と同じ、優しい甘さが口に広がる。
手の届く星のカケラは、今も誰かを少しでも幸せにする味のままだった。
【天国への電話】
《ring rimg...ring ring...》
もしも一度だけ、あの世にいる大切な人に電話が出来たら。
《ring ring.... ring ring...》
私は誰に電話をするだろう。
もしも、私が今亡くなったら。
誰か私に電話をかけてくれるだろうか。
大好きな友達も、愛してた彼氏も、大切な家族も。
私に電話をかけてくれるだろうか。
《ring ring... ring ring...》
もしもそんな事が出来たら、貴方は誰に電話をかける?
《ring ring..._____》
『もしもし?元気にしてる?』
【風よ吹け】
私の推しが新しい事にチャレンジすると言った。
それは簡単に叶う事ではないものだった。
でも、応援する以外選択肢なんてない。
「頑張って!応援してるよ!」
私の声は届くだろうか。
私達の声は貴方の力になるだろうか。
追い風が吹くように、この声が貴方の背中を優しく押してあげられただろうか。
一生懸命に向き合う貴方が、夢へと走るなら、
私もどこまでもついて行こう。
声を、想いを風に乗せて貴方に贈るよ。