僕に友達など、いない。いや、いた。昔は。僕と友達になった人とは、もれなく疎遠になった。違う学校に行った、喧嘩した、相手が登校して来なくなった……。こんな僕が友達とろくな思い出があるわけがない。
友達と、「一緒に遊ぶ」ことに疲れた。そして、話さなくなった。大体の友達との別れはこんなものだ(こんな僕なら、友達を作らない方がいいのかもしれない)。だから今、1人だ。そちらの方が気楽ではある。普通は寂しいのかな。などと思う時もあるが、寂しがり方を忘れてしまった。一緒に話すクラスメイトはいるが、「クラスメイト」だけで充分。それ以上はいらない。
喧嘩別れしたあの人とは、この街を冒険した。違う中学校に行った奴とは、なぞなぞを作ってクラスで発表した。なんだ、楽しい思い出沢山あるじゃん……あいつ等、何してるかなぁ。
夏は日照時間が長い上に、まだ7時なので、まだ青空である。もちろん、星など出ていない。……一番星なら出てるかも……星は暗い空を照らす光だ――、誰かが言っていた気がするが、誰だっただろう。
星は暗い空を照らす光?別に青空にだって、星は出る。この名言もどきを言っていたのは誰だったか……。あ、思い出した。僕だ。僕は、僕が言った言葉を名言もどきと酷評した……?(めっちゃ恥ずかしいじゃん)
僕が言ったなら、何か深い意味があったはず。だって、僕が格好悪いことなんて言う訳がない(I am 自意識過剰)。まぁ、一つ一つの明かりはあまりなくても、集まれば暗い空だって照らせるよ~的な?……分からん。
真実は、星空だけが知っている(昨日のお題に少し引っ張られてる?)。
神様というものを僕は信じていない。「神様だけが知っている」。それがテストの結果なら、最初から80点だとか、90点だとか、決まっていることになる。……なんか、面白くないよね?
もし、本当に、神様がいるなら、その神様も面白くないと思う。やっぱり、知識があるのは面白い。でも、知りすぎるのも、面白くない。ならば、なぜ人は神様を信じようとするのか。……何か、嫌なことがあったら、それは、最初から決まっていた事で、こうなったのはしょうがないのだと、自分を励ましたいのではないか。これは、人間の防衛本能で、器用に生きるための術の1つではないか。
神様はこの世にいるのか。それは、神様だけが知っている。
僕の歩く道はどこにあるのだろうか。まだ僕は、歩くべき道すら見つけていない。中学生ならばそんなものだろう。では、どんな道を歩いていけばいいのか。
歩いていくと、突然、落とし穴……というのは嫌だ。歩いていく先に怪獣がいるのも嫌だ。曲がりくねっている道も嫌だ。では、なにもない真っ直ぐな道……?道を人生に例えると、、、平坦。平坦な道。平坦な人生。なんか……嫌だ。えぇ、そんな安定した人生を僕は望んでいるのか。
僕は、平凡で変わりのない人生を望んでいる。割とショックな事実を突きつけられたのだが、、、これから僕が歩いていく道は落とし穴だらけかもしれない。ゴジラだか、モスラだかが出てくるかもしれない。でも、僕が歩く道の先はきっと、、、(どうなると思う?)。
本当に西日が強い。父さんと母さんの寝室が西日直撃で辛くないのだろうか。……寝室を使うのは夜か。西日の強い、嫌な時期になってきたものである。
日差しは強いと迷惑だが、朝日だろうと、夕日だろうと、綺麗な時は綺麗である。虹と夕日が交わった時は息を飲んだものである。青い空を赤く染めるのも、また、味わい深い(僕は青より、赤の方が好きなのだ)。
僕は美術の授業で、朝日を描いたつもりが夕日と間違えられたという前科がある(朝日の日差しと夕日の日差し、違いはあるのだろうか)。そんな僕でも、日差しの美しさに息を飲むこともある。また、日差しを迷惑だと感じることもある。お日様は、何か不思議な力を持っているのだろうか。