誘喜

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6/17/2024, 10:33:33 AM

 僕にはどんな未来が待っているのだろう。明るい未来?爽やかな未来?――こんなポジティブな未来しか思い浮かばないというのは、僕は幸せ者なのだろう。
 もちろん、明るい未来しか待っていないという考えは大きな誤解だと思う。借金を作るかもしれない。誰かに騙されるかもしれない。必ず幸せな道を歩むとは限らない。……なんて言うと夢がない。選択の余地がある、中学3年生の今くらいは、明るい未来が待っていると信じたい物である。
 しかし、たとえ暗い未来が待っていようと、それを受け入れる自信がある。その環境に適応する能力も大切だと思う。

6/16/2024, 10:20:28 AM

 僕の1年前はどんなだっただろう。……対して思い浮かぶこともない。中学2年生のときは、それ程、印象に残る思い出など、なかった。
 目立って成績が良かったわけでもない。部活か何かで良い結果を残したわけでもない。1年前の日記を探していたら、捨てたと言われた。……それほどどうでもいい過去だったのか――。
 いや、思い出した。1年前に描いた絵が特選になったのだ。夏休みに書いた読書感想文も賞を取ったのだ。凄く頑張って思い出した、些細な思い出。でも、そんな小さなことを大切にしたい。

6/15/2024, 10:16:26 AM

 本!このお題を待っていた!僕といえば本、本といえば僕。それほどクラスでは定着している。現在、中学3年生、読書歴は7年。
 好きな本のジャンルはミステリ(漫画では名探偵コナンも好きだ)。最初に読んだミステリは「容疑者Xの献身」。あれから、何度も読み返した。今でも、最初に読んだミステリが「ガリレオ」で良かったと思っている。
 友達がいない。勉強もそこそこ。スポーツはできない。……そんな僕が読書と出会っていなかったら、、、もしかすると、もっと内気で、面白くない人間になっていたかもしれない。
 読書と出会ったきっかけはクラスの人が読んでいたから。そんな些細なことで、その後歩む道は大きく変わるのだ。

6/14/2024, 10:19:38 AM

 今の天気は晴れ。雲一つない――とまでは行かないが、ところどころ散りばめられた白がチャーミングだ。……そういう意味では、曖昧ではない。とても、いい天気だ。
 しかし、心の中は曖昧だ。……どちらかといえば雨模様かもしれない。英語の小テスト。始まったテスト週間、部活を引退して生きがいをなくした毎日。
……あぁーあ!なんか、疲れたなぁ。……でも、気持ちが曖昧な天気でも、少し雨が降っていても、どれだけ疲れていても、生きる元気が湧いてくるのは、なんでだろう。
 やはり、自分の中に雲を晴らしてくれるものがあるからではないか。僕は本を読んでいると、雲がすぅと晴れる。そんな存在は曖昧な人生には必要だと思う。

6/13/2024, 10:17:34 AM

 紫陽花の花言葉は「浮気」「無常」らしい。無常は分かる。花言葉にありそうだ。……浮気!?なるほど、これは、紫陽花の色が時期によって変わるから。紫陽花は空色、青、紫と変わる。この寒色系の色は雨が降っている様子を彷彿とさせる。
 無常――。意味を知っている人はどれだけいるだろう。これは宗教的な面もあるのだが、要するに「物事は絶えず変わっている」ということだ。「水の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」これは、あまりにも有名である。
 僕も、絶えず成長して、「無常」でいられるだろうか。そう、紫陽花の様に、色を変え続けることはできるのだろうか。

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