2/5/2024, 2:50:42 PM
ようやく会えた。
あの時離れてからどのくらい月日が経ったのだろうか。
「お前なんかいなくても大丈夫だ」と己に言い聞かせていたが本音を言えば心細かった。あれは心に穴が開いていたんだろう。
久しぶりの再会にもかかわらず最後に会ったのは昨日のような態度で接する相手を見て不思議と安心しまう。
もっとその顔がみたい。それに話したいことは山ほどある。飯も食べに行きたいし、前みたいに頭をわしゃわしゃ撫でてもらいたい。何気ない時間を一緒に過ごしたい――
いろんな気持ちが押し寄せる。
心に開いていた穴から気持ちが溢れてしまうのを堪えて相手と同じように昨日会ったような態度で振る舞った。
2/4/2024, 2:02:18 PM
猫同士の挨拶は鼻と鼻を軽くくっつける
キスみたい
2/3/2024, 12:40:46 PM
宇宙の片隅で「奴」が産声を上げた。
遠い未来にて侵略者と呼ばれた「奴」を早いうちに倒すのかそれとも和解するのか……
「奴」との戦いはここから1000年先も、いやずっと遠い未来にかかわる話だ。
戦いに行く若き彼らにとっては1000年先なんて気の遠い話だが宇宙から見たら1000年なんてあっという間なんかもしれない。
2/3/2024, 2:19:31 AM
友への誕生日に花束だけを贈るのも変な話かもしれない。
だが奴の好みがよく分からないせいかあれこれ考えてるうちに誕生日当日を迎えたのでとりあえず花屋に駆け込んだのだ。
頼んで出来上がった花束は青色の花でまとめられていた。そんな小さくて青色の花は勿忘草という花だそう。
ふと気になって勿忘草の花言葉を調べてみた。……誕生日に花束を贈るのを少し後悔してしまった。花屋へそれを頼むときの頼み方が悪かったかもしれない。
奴は気にせず受け取るだろうしこの花が何なのか思うこともないだろう。
「誕生日おめでとう!」
だから自分も花とか花言葉は気にせずに友へ青の花束を渡した。