9/28/2024, 2:35:01 PM
"別れ際に"
繋いでいた手が解かれることはなく
むしろ固く、ぎゅっと繋がれる
見上げれば君の寂しそうな顔
思わずつられる
気づけば視界は真っ暗、君の腕の中に
近づく電車の音
雑音のなか君と交わすくちづけ
4/21/2024, 7:31:28 AM
あなたのそばに居るだけで十分
なんて嘘よ
あなたの心も身体も独り占めしたい
あなたの言葉も温度も私のモノ
そんな独占欲があることをあなたは知らない
そして私はいつも通り答えるの
何もいらないって
"何もいらない"
4/19/2024, 10:20:31 AM
もしも未来を見れるなら
君は未来を見るかい?
僕はきっと見ないだろう
怖いからだ
未来に不幸が待っていたのなら、
その時を迎えるよりも不幸を感じるだろう
変えようと足掻いても
本当に変えられるかなんてわからない
臆病者の僕は未来を見ない、見れない
"もしも未来を見れるなら"
4/19/2024, 9:56:11 AM
変わらぬ水平線の世界
僕から見える景色は無色
透明で透き通った何も無い世界
君という色に憧れるけれど
僕の世界を染めるには足りない
僕は君を弱くする
無色な水のよう
僕の世界は美しい
"無色の世界"