海の底、
ん...
そういえば何をしていたんだっけ
回りが真っ暗で何も見えない
あぁそうだここは...
「はっ!!」
どこからか意識が戻ってきて
私は布団から起き上がっていた
「私はなんで生きてるの?」
状況がつかめずにいたが
先ほど居た場所は夢だったのかなと思い安心して
時計の針がまだ夜中の2時だったのでまた眠りについた
が、
またここに居る真っ暗で何も見えず
何も音もしない
浮かんでいるようなでも押し潰されそうな
苦しい場所
ここは本当に「夢」なのか?
夢であってもこの地よりも下にいるような感覚
ここには居たくない
どうすればこの底から抜け出せるだろうか、
君に会いたくて、
「あのね、本当は君に会いたかった、だけどそれは叶わないみたい」
─何故そのようなことを言うの?
「んー、君はもうここにはこれないそんな気がする」
私はあなたに会いたくて会いたくて仕方がないのに
なのに「もう会えない」それは分かってるけれど
あなたに会いたい...
「あ、時間になっちゃったね僕もう行かなくちゃだ」
「いつか会えると良いね本当に会えたなら一緒に、、」
そう言ってあなたは行ってしまった
君に会いたい
閉ざされた日記、
あぁ、もう何も書きたくない
文字は好きじゃない方だ
まっ
今になっては関係なんか無いのかな
暗い過去?いやいや、そんなんじゃない
逆に明るい気がする
明るいけれど明るければ明るいほど裏側の闇は濃さを増す
その闇がいつの間にか膨れ上がったのだろう、
あれ?
関係、あったみたいだ
今の私はそれを経験しているから成り立っている
嗚呼そうかやっとこの感情の意味が分かった
木枯らし、
このお題は冬の訪れのことでしょうかね、
取り合えず今浮かんだ事をまとめてみようかな
いつもとは違うかんじで、
僕「うぅ寒い...暖かくして来ればよかった、ねぇ、君は寒くないの?」
君は薄めな服にコートしか身に付けていなかった
加えて僕はモコモコのニットに君と色違いのコートに
さっき貸して貰ったマフラーを身に付けていた
君「ふふっそうですね、私は大丈夫ですよ寒くはありませんし、
それに寒いのも良いじゃないですか?」
その後僕には聞き取れないほどの小さな声で
「あなたのその小動物のような可愛い姿をみれるのですし」と呟いた
僕は首をかしげながら、
僕「何て言ったの?」
君「いえ、何でもありませんよ一旦お店に入りましょうかあなたが風邪を引くのは嫌ですので」
僕は君が心配してくれるのがすごく嬉しかった
「さんせー!早く中入ろっ」
君はまた上品に笑い二人で暖かいお店に入っていった、
美しい、
ただどこにも行く気はなかっただけど久しぶりに外に出て歩こう、
そう思い道を歩いている、どこか見晴らしが良い場所を探して
どれくらい歩いたのだろうか
やっと見つけた、空を一望出来るような場所
今は夜が明ける時間
私は長い夜と朝が入れ替わる、その瞬間を見たかった
その時に見た日の出は驚くほどに美しかった
またこれたらいいな...
この場所に日の出を見に