7/5/2024, 11:25:15 PM
男は
星空の煌めきより
頭の中の
腰の奥の煌めき負けるんだ
7/4/2024, 10:06:31 PM
神様だけが知っているってことだから
僕の過去はそれで収まっている
汚らしいこと
やらしいこと
恥ずかしいことばかりの過去だから
でもそれが青年というものだ
7/3/2024, 11:03:34 AM
この道の先に
未来があると思っていた
しかし現実は変わり映えのしない
繰り返しだけだった
未来というのは過去にあった
実際の未来は磨耗していく
7/2/2024, 12:03:05 PM
好きな人の前では
日差しも大して強くないのに
眩しそうなふりをして
彼女を見ていた
もしくはそうやって気を引こうとしてたんだ
7/1/2024, 10:15:31 AM
窓越しに見えるのは黒い山の輪郭
故郷までの車窓は日没前に見たかった
太陽は沈んでしまった
山影とまばらな家の灯
通り過ぎる頼りない街灯
通った幼稚園は闇の中に沈んでる
山奥の故郷に夜着く
祖母のお墓参りにきたんだ