『たったひとつの希望』
恋をしたなら分かるだろう
嫌われないかで押しつぶされる
愛を知ったら怖くなる
あなたを失くせば生きていけない
たったひとつの希望…です
たがいの言葉がお守りになる
だからいっぱい語りたい
激甘な歌をうたいたいんだ
思っていたのと違うとか
知らないを知ると見方も変わる
あなたの理想を演じてる
いつしかふたりはニセモノ同士
たったひとつの希望…です
自由にすなおに自分でいよう
ちょっと嫌いやキモくても
それが大好きが、恋のはじまり
『現実逃避』
生きる毎日は 修行の雑巾がけ
正座に瞑想 自分を追い込むことか?
ぼくが死んだって この世は回ってゆく
人には価値など ほんとは無いのだろうか?
恋に憧れ 誰かを好きになって
愛とは嫌いな 部分も受け入れること
たとえ妥協や 我慢と笑われても
生きてくしかない この世の車輪になって
未来の電車は 満員…乗り込めない
ホームに残され いつでも次を待ってる
ぼくのこの愛を 偽善や錯覚だと
あなたは言うけど 愛して、確かめて欲しい
夢を見たくなる 現実逃避なのか?
そこにはいつでも あなたが映り込んでいる
どこへ向かうのか 人生の終着駅
「しあわせだったね」と 言わせて…ぼくは降りたい
『小さな命』
叩いて殺した蚊の命
懺悔の気持ちはないけれど
摘んだタンポポ飛ばす種
命は感じてないけれど
玉ねぎ人参じゃがいもに
いただきます…と言うけれど
奪った命は忘れてる
そうしていなきゃ生きれない
それを罪だと泣く人に
面倒くさいとツバを吐く
時に、理想に支配され
やさしいねって言うけれど
生き物なんてみな同じ
慈悲をかければ死ぬしかない
小さな命を過去にする
悲しいけれど、生きていく
いただきます…と晩ごはん
肉や魚に食らいつく
『時計の針』
くるくる くるくる
くるくる くるくる
心が時計の 秒針ならば
あなたのまわりを 踊ってまわる
少しでいいの 進めるために
ぽつり ぽつり
ぽつり ぽつり
わたしをいつわり 分針になる
あなたを気遣い 何かを探し
好みになって 愛されるために
やっとこ どっこいしょ
ぎばって どっこいしょ
短い時針は ためらい動く
愛し合ってても 繰り返す週末
どこまで行ったら ゴールはあるの?
くるくる ぽつり
やっとこ どっこいしょ
二人の時計は 孤独な右まわり
それでも永遠 刻んで生きる
信じているから 正午の、鐘を…
『逆光』
オオカミの眼光か
過去たちの嫉妬なのか
逆光とは反乱で
革命前夜の胸騒ぎ
愛すれば眩しい
とどめるは理性なのか
逆光とは試練だが
愛の戦士の雄叫びだ
その視線…掻い潜り
未来へと行進だ
逆光とはスイッチじゃない
それは真実の忠誠者
愛なんて喰えばいい
腹痛も従えて
逆光だけが目印なのか
だから即座に口づけをする