秋の夜が好きだ。
つい、フラっと散歩したくなってしまう。
ちょっと寒いくらいが心地良くて、夜に出歩くというのにとても背徳感を感じる。
春から夏にかけても風が涼しくて気分がいい。
その反面、季節が進むに連れて、冬が来ると思うと億劫な気分になってしまう。
まあ冬は星が綺麗に見えるので、冬の嫌な事にも目を瞑れる。


作者の感想
老後は季節を感じながら穏やかに余生を過ごしたいなんて願望があったり、なかったり。
私はできるだけ早く死にたいですね。50代位にはポキっとそんな感じに。
まあ最近は充実していて楽しいのですが、そろそろ嫌な事が続く気がしてならないです。
身の程をわきまえて生活していこうと思います。

太陽に照らされ黄金色に光る麦わら帽子を被る君は、この世の何より綺麗だった。また会いたいな。なんで、先に逝ってしまったんだ。来世もまた一緒になろうと約束をしたことまだ覚えているかな。僕は本気だから絶対に忘れないで。生まれ変わっても僕のこと忘れないで

人生の予定を立てた。正直不安しか無い。できないかもしれない、受験に失敗するかもしれない。就活がうまく行かないかもしれない。
けど、こんな事考え始めたらキリがない。だから上手くいかなくたっていい、くらいの心づもりで、ゆっくり頑張っていこうと思っている。

人生を楽しめたらいいな。

あこがれの先輩がいた。口調が少し乱暴で下級生は怯えていたけど、先輩の見え隠れする優しさや、家族想いなところが私は好きだった。でも、先輩には他に好きな人がいた。もう会えないけどその人のことが今でも好きなのは先輩から聞いていた。
そんな一途な先輩が引っ越してしまうと聞いた。私はこれで先輩に会うのも最後、嫌われても良い、気まずくなっても大丈夫。そう言い聞かせて意を決して先輩に想いを伝えた。

答えは、最初から決まっていた。
でも後悔は少しも無い。

あれから数年、まだたまに思い出すあの青春の日々。
今の彼氏とは同棲していて来年籍を入れる予定だ。
これからはもっと幸せな日々が待っている。

俺は生まれつき太陽に弱い。この体質のせいで沢山不自由をした。親はいつも俺に謝っていた。丈夫に産んであげられなくてごめん、それを聞かない日のほうが少ないくらいだった。でも、幸せだった。周りに恵まれていたし、他人とは違った視点で物事も見れて、俺にしかできない経験だった。
今まで育ててくれた両親、勉強を夜遅くまで教えてくれた家庭教師、優しい兄弟本当にありがとう。
明るかった。

さようなら、幸せになってね