小さな命を咲かせよう
2人で一緒に
涙が一筋君の頬を伝っていく
そっと手を伸ばす
「ダメですよ。好きじゃない相手に優しくしちゃ。」
頬に触れそうになっていた手をとめる
行き場の失った手をぎゅっと握り
腕を下げる
君は涙を堪えこの場から立ち去った
___________________________________________________
思い出すだけで心臓がちぎれる程胸が痛い
「君はもうこの世に居ないんだね。」
なんであの時この気持ちに気づかなったのか
本当に自分が憎らしい
今から時間を戻すことは出来ないのか
もう一度会えないのか
無理なんだ
もう想いを通じ合わせることは出来ない
ポケットからその時貰った手紙を取り出す
今度は僕の頬を一筋涙が伝う
そこにはたった一言
"Love you"
"太陽のような笑顔"
今付き合ってる人を紹介するなら
この言葉しかない
眩しくてしかない
その人がいるだけで周りが明るくなる
そんな人
そんな人と目つきも悪くて
オシャレでもイケメンでもない俺が
なんで付き合ってるんだろう
ほぼ毎日そんなことを考える
けど
君の笑顔を見たら
全部どうでも良くなる
愛しそうにこっちを見るんだから
今日も
愛しそうにこっちを見て
太陽のような笑顔で告げてくる
「大好き」
0からの関係
なんならマイナスからかもしれない
けどそんなこと関係ない
これから築いていくんだ
覚悟しといとね
同情で付き合わないで!!
よく言われてきた言葉だ
同情で付き合ってた訳では無いけど
はたから見たらそう見えてたのかもしれない
もし自分がそっち側だったら
同じことを言うかもしれない
はぁもうめんどくさい
「みたいなこと前言ってませんでした?」
「僕過去のことは忘れるタイプ〜。」
それが今はこんなぞっこんになるとは
でも心配なのは相手の方同情なのか
聞きたいけど怖い
自分の過去付き合ってた子もそんな気持ちだったのか
「俺は同情で付き合わないですよ。」
そうニッと笑った
もう大好きだ