誰からも好かれも嫌われもしない夜
何も求めませんから全てをお与えくださいと
矛盾しながら人間している

眼下に煌めく矛盾矛盾矛盾
その一つに　無事になって
矛盾しない生き方してみようか？

（きらめく街並み）

寒さのせいで鮮明になる夏の記憶がある
思い出されることで強固になる己の未熟さに辟易しながら
冬に向かう今そのものには気付かない
メタ思考　大馬鹿者かもしれないと嘯くことを
昨日も今日も免罪符にしている

（冬へ）

死ぬまで問いがあるということは
絶望的に救いだね
我々は問い続けて生き永らえるし
あるいは問わなくてもよい

（終わらない問い）

愛はまた選び直すことができる
失ってもまだまだある
同じ空の下にある
（La La La Good Bye）

流石に秋みたいだから
きみのこと思い出して
泣いたりしてもいいだろう
幾度も恋をし純粋を取り戻す
そういう呪いにかかっている

（秋恋）