ヒラガ

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7/8/2024, 8:12:22 AM

七夕_63

キミが彦星で
ワタシが織姫なのは少し違う気がする。

だって、一年に一度しか会えない
っていう縛りを無造作に付けられて、
知りもしない人の願いを叶えられるのを
見送りながらキミと会う時間は
ほんのわずかしかないんでしょ?

意味がわからないわ。
それに短冊に書かれる願いなんて
半分くらい恋愛ものでしょう。

それならばワタシは来年から、
下の世界でもいいから短冊に願いを書いて
夏らしいことをして、のんびり暮らしたいわ。

7/5/2024, 2:05:19 PM

星空_62

君は、私が嫌いな“嘘つき”。

こんなにも繊細で美しい星空が
君の上にも広がっているというのに。

きっと、スマホを片手に
一歩も動かなかったんだろう。

7/2/2024, 12:42:15 PM

日差し_61

昨日よりも
目に入る光が痛く感じる。

いや
「昨日よりも」
というより
「今日からは」
という方が正確な気がしてくる。

身の回りが
気がついたら真っ暗闇になっていたのだ。

寝ようと思ったら朝だった
という人の言い分が
今ならよくわかる。

あぁ
ともかく結論は
「僕は希望を失った」

だがしかし
1番厄介なのは
「その希望を手放せない」ことだった。

6/30/2024, 7:04:41 PM

赤い糸_60

貴方と繋がっていたい

私の思い上がりかもしれないけど
運命の糸は存在するの

だから
私がその糸を使って
貴方と私を縫うの

丁寧に慎重に

そうすると純白な運命の糸も
紅に染まり
愛を証明する1つの条件が完成する

ゼロ距離で時を過ごせるなんて
夢のような時間でしょうね

ああ
言い忘れていたわ

私は裁縫が苦手だから
少し時間がかかると思うの

ごめんなさいね

6/28/2024, 12:49:33 PM

夏_60

今年の夏は恋人と過ごしたい。

花火大会に行く。

デートに行く。

いっぱい笑顔をみる。

たくさん話す。

あぁ書ききれない。

要するに
恋する乙女は可愛いのだ。

だから
そんな可愛い君と今夏を駆けたい。

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