ひらやま

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2/24/2025, 12:35:25 PM

一輪の花_80

一輪の花というとどうしても
君が薔薇を咥えている映像が流れる。

別にそれが
舞踏会だとかそういった
メルヘンな世界観が続くわけではない。

それは私が君のことをただ好きになって
君のことを考え続けていることが
原因だとは言い切れない。

ただ一つ
言い切れるのは
薔薇は君に似合うということね。

2/24/2025, 8:25:38 AM

魔法_79

ねぇ魔法使いさん!
私をプリンセスにさせてくれない?

-魔法使いさんは首を振った。

そっかぁ…じゃあ…!

-魔法使いさんの手は暖かかった。


プリンスにさせてくれない?

2/21/2025, 12:54:06 PM

夜空を駆ける_78

星屑が空高くなる影で
私はこの屋根たちを蹴って
君のもとへ向かおう。

「だからお願いだよ」

君はその小さな窓を開けて
待っていてはくれないか?

きっとすぐ見つけられるさ。

君はとくべつなんだから。
私が一目見て
この人だと思ったのだから。

この夜に償ってもらわねば。
私のかけらを埋めてくれ。

「約束ね」

12/30/2024, 1:43:16 PM

1年間を振り返る_77

気分で書いてたから
全然投稿してない時もあったけど
何気に忙しくて楽しい1年だったかな。

来年は自分の殻を破りたい。

12/23/2024, 3:16:50 PM

プレゼント_76

今日も君を遠くから見つめて
雪が降っていたのにも気がつかなかった。

この手はかじかんで
カイロを握れば温かさが波のように
じんわりと感じられた。

もしもそれが君の手だったなら
どんなだっただろう。

温かさだけじゃない
何かも
感じられたのだろうか。

なんの面白みもない私の人生に
鮮やかさ
というプレゼントをくれた君を
私は好きだと思ってしまった。

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