3/31/2024, 10:05:16 AM
何気ないふり_41
君の気をひけるように
毎日 タスクはなんなくこなして
なんか困ってることある?と問う。
そうすると君は
眉を下げ 微笑し 助けを求めてくる。
あぁ。
君には 本当に敵わないよ。
どうか プライベートでも
俺を求めてくれないか。
3/29/2024, 1:41:43 PM
ハッピーエンド_40
夜は短く すぐ明けた。
夜の名残で目は腫れていたが
一通のメッセージが届いていた。
一緒に…
なんだ。
昼は少しだけ 長いらしい。
3/28/2024, 12:51:09 AM
My Heart_39
君が僕の心を盗んだんだ。
僕は誰よりも君の心を満たせる。
もしもの場合であっても。
先客よりも
友よりも
特別な存在でいたい。
隣の隣に座る君が好きだ。
3/25/2024, 2:28:40 PM
好きじゃないのに_38
好きで聴いてるわけじゃないその曲は
君がプロフィールに設定していた。
僕は音楽の知識は義務教育止まり。
リズム感だとか何かの旋律が良かったのか
というのは分からない。
ただ どうしても
気にせずにはいられなかった。
歌詞。
何度も何度も
“やり直したい” “あの頃に戻れたら”
そんな 今の僕から目を背けたい
と言っているような歌詞が
時間のようだと思った。
とんとん拍子に流れ続け
身体の芯が冷やされると 汗ばんだ。
数年経った今も
その曲は毎日リピートされ続けている。
何百回聴いただろうか。
何千回聴いただろうか。
そんなこと数えてもきりがない。
それでも僕は聴き続けるだろう。
捨てきれない歪んだ愛を握りしめて。
3/25/2024, 9:07:12 AM
ところにより雨_37
この季節に雨は降らないでほしかった。
水溜まりには桜の花びら。
それは透明になりつつある。
雨の日は傘を差す。
だが 今日は差したくないと思った。
いつもは濡れる左肩も
しっかりと
傘におさまってしまうだろうから。