1/9/2024, 9:57:25 PM
三日月_14
もし三日月の見えていない影の部分が
ゴミや虫だらけだったら 君はどう思う?
もう二度と 三日月が綺麗だ
なんて思わないのかな。
だから三日月は綺麗なんだ。
見えている部分のように
全てが綺麗だ という保証がある。
だが 私にはそれがない。
君はそれでも
私に惹かれてしまうものなのか?
うん と言うのならば
私の全てを君に捧げる。
あぁ。
私が月でなくて すまなかった。
あとは君が
私の影を認めてくれるかだ。
1/9/2024, 6:07:37 AM
色とりどり_13
雲一つなく 何色ともいえぬ空。
そんな色が好きです。
明日も晴れますように。
1/8/2024, 7:03:35 AM
雪_12
君が投げてくる雪玉は 全く痛くない。
それがどれだけ水っ気のある雪で
力を込めて固めていても。
だって愛くるしいからね。
一生懸命に雪を集めてる姿も
かじかんで指が真っ赤になってる姿も
君は全部かわいい。
だから 痛い。
今年の何もない空から降ってくる雪は。
1/7/2024, 9:14:53 AM
君と一緒に_11
私は
“君と一緒に何かをしたい”
とは望まない。
なんせ 私は
望む権利が与えられるほど
君のことを
優しく包み込める自信がないからね。
それでも覚えていてほしい。
私は今にでも
君をこの愛で閉じ込めてしまいたいんだ。
1/5/2024, 9:20:35 PM
冬晴れ_10
こちらを向いて微笑んだから
期待してしまった。
“おはよう”と言うのは
その友達にだけなのか?
私には“おはようございます”と言うのか?
壁があるのはきっと義務だ。
そうでないと私はそんなに待てない。
私の背中から聞こえる
君と君の友達は
“今日の空は綺麗だ”と言っていたね。
そして 君は 確かに言った。
“あの空の色 好きだな”と。
少し恍惚を浮かべて言っていただろう?
やはり 期待しても良いのか?
君の視線と発言を 私が信じてしまっても。
もし 駄目だと言うならば
なぜ君は 私のパーカーを見て
優しく微笑んだのですか?