始まりはいつも

雨

大好きだったあの曲

忘れたくても忘れられない

獲物を狙う
鋭い眼差し
慎重に距離をはかり
回りの様子を確認して

勢い良くボタンを押す

掴んだ…！

と思ったら落ちた

遠くたなびく雲は
高く高く
遥か空へと
誰かを導いているようで
いつか
あの雲の彼方へ
私も
連れていってくれるだろうか

想う、なんてもんじゃない
過ぎた日のことを思い出すと
やらかして、
あんなこと…バカじゃない！？
と突っ込みたくなって
皆の記憶から消して貰えないかと
無理なことを考えたりして
でも、そんなに誰も気にしてないのよ
と、自分を慰めたりする

幼いなー

過ぎた日を想う